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放送日時 2017-12-02

2017-12-2OA 第60回建築士会全国大会 京都大会直前特集

番組名:きょうと・人・まち・であいもん

投稿日時 2017-12-02 15:30

出演者情報

第60回全国大会京都大会実行委員長 黒木幹雄さん
京都TSUBASU会 会長 杉浦直樹さん

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第60回建築士会全国大会 京都大会直前特集

【黒木さんのお話】

京都府建築士会では常任理事という立場です。2013年の創立60周年で実行委員長、杉浦さんとご一緒している京都錦ライオンズクラブの15周年でも実行委員長。全国大会実行委員長は3年前に衛藤会長からを任命されました。まだまだ先の話と思っているうちにどんどん時間が経ち、ここまでくるともう開き直っているといった感じです。

建築士会全国大会の個々のイベントは大きくセッション、基調講演、式典、大交流会、次の日のエクスカーションという流れです。

最後を締めくくる大交流会はだいぶ悩みました。というのも、予算の範囲で1200人以上の食事を提供できるところは、なかなかなかったからです。そんな時ふと杉浦さんを思い出し、京都TSUBASU会に白羽の矢を立ました。ちょうどいいことに今期のツバス会の会長は杉浦さん。だから相談すれば断らないだろうなと(笑)。

せっかくTSUBASU会が入ってくれるのだから、趣向を凝らして記憶に残る交流会にしたいと欲が出ました。まずは、今までの交流会にはなかった”テーマ”を考え「京都居酒屋物語」と命名。そうこうするうちに、いろいろとイメージが膨らんできて、会の最後に参加者全員で歌を唄ってはと。そして天から降りてきたのが「京都慕情」です。来週のことなのに、全員で「京都慕情」を歌うと思っただけで感動の涙が出ます。

しかも今回は今までにない全員着席の交流会です。京都として最高のおもてなしとなるよう、サブテーマの「舞妓さんも来るよ!」にもあるように、宮川町からきれいどころも呼んで盛り上げます。

今、特に心を砕いているのは、当日の会場の人の動きや流れ、人の整理のことです。夢にまで出てきますが、もう泣いても笑っても全てが詰めです!

頑張りましょう。

 

【杉浦さんのお話】

私は京都TSUBASU会の3代目会長・杉浦と申します。株式会社すぎうらの代表取締役として居酒屋を京都市内で5軒経営しています。

京都TSUBASU会とは、京都府下の飲食店のオーナーが社会貢献をしていこうという目的で集まった結成11年目の会です。

出世魚であるブリの一番若魚をツバスと言い、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリと出世していきます。いつか我々も将来ブリになって大海に泳ぎ出たいなという思いを込めて、京都TSUBASU会と名付けられました。

加盟店舗でオリジナルの黒糖焼酎「TSUBASU焼酎」を作っています。ラベル用の絵を描いたのも、牛乳パックで再生紙のラベル紙を作ったのも養後施設や障害者施設の子どもたちです。各店舗で一本売ると100円プールする仕組み。それを一年間貯めて、ラベルを作ってもらった施設に遊具などにしてお返ししています。お店での購入はもちろん、楽天ショップでも買えますので、「京都TSUBASU会」で検索してみてください。

今回黒木さんにお声掛けいただき、全国大会の大交流会を取り仕切ることになりました。京都ツバス会ではフェスなどのイベントで二日間通し1万とか2万人などを経験していますが、2時間という限られた時間で1200人分の料理を出すのは料理人人生で初めて。段取りと準備が何より大事です。店同士のネットワークを活かし、スタッフ総勢70名以上で頑張ります。それでも黒木さんと同じように、『当日に材料が足りない、調理器具がない、人が来ない!』などの夢を見て、はっと目が覚めたりしますね。

お昼は屋台で銘々に召し上がってもらい、交流会ではとにかく各テーブルを豪華にと計画しています。『京都大会よかった!』と言ってもらいたい。