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放送日時 2013-09-21

2013-9-21OA福知山の「町家ギャラリー」~快適な音響は心を豊かにします②

番組名:きょうと・人・まち・であいもん

投稿日時 2013-09-21 15:30

出演者情報

ただいま参上!
ギャラリー京町 高橋典生さん松子さん
担当:遠島和恵
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教えてスペシャリストさん
東洋音響㈱ 代表取締役 窪添唯洋さん
担当:下村委津子・小澤えみ

音声

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ただいま参上!

高橋夫妻

空き家になっていた福知山の実家を改修し、何とか生かしていきたいという思いからこのギャラリー作りが始まりました。

20歳迄暮らした生家ですが、心ならずも40年間離れていました。その事が「残したい。」という思いを強くしたものと思います。唯残すのではなく、綺麗な状態にして残したい。京都の市中で町屋の改修と様々な活用例を見ていましたので、この家もあの様に生き返らせる事が出来るかも知れないと云う想いを強くしました。これは京都に住んでいたからこその利点だと思います。古さが醸し出す風合いを大切にしつつ、居心地の良い場所にしたいと願っています。

福知山の町屋には「たか」という水害から

家財道具を守る設備があります。通り庭の上に滑車をつけ、二階に道具を引き上げ水に浸かるのを防ぎました。釣り上げた家財を取り込む二階は、手すりも何もない唯の開口部ですが、そこから転落することもなく、暮らしの中に溶け込んでいます。家の前の道は京街道で、福知山城の外堀に面していて、由良川からも近いので昔から浸水被害を何度となく受け来ました。二階の床間際まで水に浸かった事もあり、ギャラリーの店庭の壁にはそれがわかるようにしています。その時は町中水に浸かり、二階の縁側から釣り糸を垂らしたのを覚えています。「来客が有った場合は、先ず二階へ案内した。」と老舗の呉服屋さんから伺った事があります。二階の床の間に違い棚が在り、何故一階の床の間には無いのか…、その疑問が解けた様に思いました。この家はこれ迄殆どリフォームがされていなかったのが幸いして、明治24年建築時の儘の姿が残されていると思います。

この事もこの家を直して見ようという意欲の大きな後押しになりました。片付けと掃除から始まり、周りの多くの方々の手助けが有って初めて可能となった手作りの改修です。

未だ未だ改修途上にありますが、ギャラリーとして少しずつ皆様に利用して頂いています。この夏からは絵画教室としての定期的な利用も始まりました。皆様がこの空間を活用して下さり、町屋の良さに気付いて下されば嬉しいです。何も無い町屋に昨品を置くと、お互いが引き立て合って心安らぐ空間が生まれます。来て下さる方が穏やかな一時を過ごせる空間で有りたいと願っています。

http://blog.livedoor.jp/takahasi2010/

教えてスペシャリストさん

DSC_0730

老若男女まで幅広く、またどのようなシーンでも音というのは、日常に欠かせないものです。

ある時は心を和ませたり、元気にさせたり、泣きたいときに泣けるようにもする様です。

また、音を聞いて思い出がよみがえることもあり、色々な気持ちを味わう事が出来、リフレッシュするのだと思います。

そしてなにより快適な音響は心を豊かにします。

そして、近年液晶モニターの普及により、クリアな映像を音響にプラスする事が増え、今ではセットで扱われることが多くなりました。

これからも、我々の生活には音響と映像は欠かせないものになると思います。

私は京都で生まれ京都で育ち、京都を応援したいという気持ちが大きいです。地元の役に立ちたいと思います。まちのカラオケ大会、盆踊り、夏祭り等地域のイベント設備もオペレーションし、まちの方と共に盛り上げております。

音はどこにでもあるが、どのようにして再現するのかは、そう簡単なことではありません。カセットデッキの様なもので鳴らす音から、感動を与えられるような鮮明な音まで、音の使い方次第で受ける印象は様々です。シーンに合わせた最適な音響設備をお届け出来るよう邁進したいと思います。

http://www.toyoonkyo.com/

 

 

 

位置情報

35.2996246,135.12858749999998,2013-9-21OA福知山の「町家ギャラリー」~快適な音響は心を豊かにします②,,,,18