《京都市内で火災が多発中!》
★本年に入り、京都市内で火災が多発しています。
6月8日現在で火災が133件発生していて、
火災による死者は7人となり
2人だった昨年を大きく上回っています。
全火災の出火原因は、
たばこ、放火、ストーブ、コード、ローソクなどがあげられます。
特にたばこ火災が多く発生しており、
近年、喫煙者が減少傾向にあるにもかかわらず、
火災原因の上位を占めています。
*たばこを吸うときは、
・寝たばこや布団付近での喫煙はしない。
・灰皿には水を入れ、吸い殻を捨てるときは、
確実に消火してから捨てる
等を徹底してください。
☆今一度、
火気の正しい取り扱いを徹底するとともに
建物の周りに燃えやすいものを置かないようにするなど、
放火されにくい環境づくりに努めましょう。
《土砂災害防止月間~みんなで防ごう土砂災害~》
☆6月は、土砂災害防止月間です。
地球温暖化に伴う気候変動により、
熱帯低気圧の強度が増大するとともに、
大雨の頻度も増加する可能性が高く、
土砂災害の増加、激甚化が懸念されています。
国土交通省では、
土砂災害の防止と被害の軽減を目的に、
昭和58年より6月を「土砂災害防止月間」と定め、
全国統一防災訓練や全国の集いなど
さまざまな取り組みを実施しています。
☆市域の7割以上が山林である京都市においても無縁ではありません。
毎年、大雨が降るたびどこかで土砂災害が発生しています。
山間部や市街地周辺部にお住まいの方は、
周りの環境を今一度見直して、
土砂災害の危険性について考えてみてください。
*土砂災害には、「がけ崩れ」「土石流」
「地すべり」の3種類があります。
・大雨などをきっかけに、
急な斜面の土砂が崩れ落ちるのを
「山崩れ」や「がけ崩れ」といいます。
斜面の崩壊は突然起こり、スピードも速いため、
人家の近くでは山やがけが崩れると逃げ遅れる人も多く、
人命被害の出やすい災害です。
地震もきっかけになりますが、
多くは大雨によって起こります。
・大雨などをきっかけに、
谷底にたまった土砂や山腹から崩れた土砂が
水流と混じり合わさって一体となり、
その重みで急な谷を一気に流れ下るものを
「土石流」といいます。
一瞬のうちに人家や田畑などを壊滅する
恐ろしさから山津波とも呼ばれ、
時速40km といった速い速度で
大きな破壊力をもって突き進んでいくこともあります。
・雨や地下水などをきっかけに、
山すそや丘陵地などの斜面などで、
すべり地層を境に地面がそっくり動き出すことを
「地すべり」といいます。
がけ崩れによく似た現象ですが、
もとの形をある程度保ちながら
ゆっくりと断続的に動くことが特徴です。
☆気象台と都道府県は共同で、
降雨予測と土壌中の水分量により
大雨による土砂災害発生の危険度が高まった時に
土砂災害警戒情報を発表します。
詳細:京都市行財政局防災危機管理室
電話 075-212-6792
FAX 075-212-6790