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【6月13日防災インフォメーション】

投稿日時 2017-06-13 12:13

《大雨による水害時の避難》
★梅雨入りしたこれからの季節、
 梅雨前線による大雨に備えましょう。
 自宅だけでなく、職場から避難所までの
 「徒歩での避難経路」を確認しましょう。
・浸水時の避難で、歩ける深さは、
 男性で約70cm、女性で約50cmと考えましょう。
 流れがあるときはさらに低くなります。
 水の深さが腰まであるようなら無理は禁物です。
 高い所で救助を待ちましょう。
・ふたの脱落したマンホール、側溝、段差、石など
 水面下にはどんな危険が潜んでいるか
 わからないので、長い棒を杖代わりにして
 安全を確認しながら歩いてください。
・裸足、長靴は禁物です。
 長靴は中に水がたまって動けなくなりますし、
 重くなってすぐに脱げてしまいますから
 ひもでしめられる運動靴を履きましょう。
・避難時に、手でお互いを繋ぐのは、行動の自由を奪うことになります。
 はぐれないようにお互いの身体をロープで結んで避難しましょう。
・お年寄りや身体の不自由な人などは背負って、
 特に、子どもから目を離さないようにし、
 幼児は浮き袋、乳児はベビー用バスを利用するなど
 安全を確保して避難しましょう。)

・建物の地下が集中豪雨による洪水に襲われ、
 亡くなるという事故がおこっています。
 地上が冠水すると、
 換気口、採光窓など、思わぬところから
 一気に水が流れ込んできます。
 都市部では、アスファルトやコンクリートで
 固められた部分が多く、地中に浸透しないため、
 降った大量の雨水が一気に下水道や側溝に流れ込みます。
 排水処理の能力を超えて流れ込む雨水は、
 土砂やゴミ、木片などをいっしょに巻き込んでいるため、
 下水道や側溝を一時的に堰き止め、
 排水能力を阻害して、あふれることがあります。
 これらのあふれた水が、 地上や地下街、地下室などに流れ込み、
 短時間に水中に埋没させてしまいます。
 浸水すると電灯が消え、
 エレベーターは使えません。
 水圧がかかるとドアは非常に開きにくくなります。

☆なにより、避難する時期を失わないことが大切です。
 普段から危険性を把握して、
 ラジオやテレビなどで気象情報を注意しておきましょう。
 また、スマートホンで
 情報入手に便利なアプリを利用したり、
 市役所や消防、警察など
 防災関係機関の広報に気をつけておきましょう。

 

《京都市市民防災センター》
☆南区西九条にある京都市市民防災センターでは、
 ・都市型水害体験コーナー
 ・キッズ・ファイヤーランド
 ・防災行動体験コーナー 等
「見る」「聞く」「触れる」「感じる」ことで、
 災害の怖さや消火の手順などが自然に学べます。
また、各種防災イベント、講習会、
防災ビデオ・DVDの貸し出しも行なっています。
開館時間:午前9時~午後5時
(月曜日と第二火曜日は、休館)
入館料:無料
京都市市民防災センター
   電話 075-662-1849、
   アクセス:国道1号線十条上る東側、
        市バス「市民防災センター前」すぐ、
        近鉄「十条」から徒歩8分、
        市営地下鉄「十条」から徒歩18分。