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放送日時 2016-06-09

2016-6-9OA 大坊孝子さん(日本の伝統食を考える会事務局長)

番組名:京都けんぽうラジオ

投稿日時 2016-06-09 07:10

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日本の伝統食の会は1981年6月大阪で誕生しました。淀川区淡路の元気なおばあさんたちが、「しょうもないもんを食べてる」、すなわち、ごぼう・大根・くきわかめ・煮豆・豆腐・めざし、それに三食ともごはんに注目しました。私たちはこの日本の伝統食をもっと大切にしようということで、活動しています。発足当初22名が、今では500名になっています。
1988年89年と米の輸入自由化等をアピールするアメリカトレインが走りましたが、私たちは1992年に日本の食と農業を守ろうと伝統食列車を走らせました。
日常的には、料理講習会や情勢についての勉強会をしています。醤油やお味噌などすばらしい発酵食品ですが、それぞれの郷土に根ざした日本の食文化を守りたいです。「未来は伝統食だ」とも思っています。
昨年、私たちは沖縄に行きました。辺野古や高江の座り込みに参加しました。沖縄の伝統食についても学びました。もともと沖縄は男女とも日本一の長寿県でしたが、最近は安い外食などに押されて食生活が変わり、昨年では男第3位、女性は33位と後退しています。