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三条御幸町メディアフォーラム 第10回月例会
「『世界社会フォーラム』が問いかけるもの」
●日時●2005年4月4日(月)午後7時〜9時
●場所●京都三条ラジオカフェ店舗(三条通御幸町角1928ビル1階)
●お話●小山 帥人さん(元NHK報道カメラマン、現在大阪芸術大学映像学科講師)
「オウトゥロ・ムンド・エ・ポシーベル」(もう一つの世界は可能だ)をスローガンに、2005年1月26日から6日間、ブラジル南部の都市・ポルトアレグレで、第5回世界社会フォーラムが開かれた。参加者はこれまでの最高の15万5000人と発表された。このフォーラムは、毎年1月にスイスのダボスに政治家や企業家が集まって開かれる「世界経済フォーラム」に対抗して2001年にポルトアレグレで始まった。冷戦後の世界は、市場経済を至上とする企業によるグローバリズムが横行し、北の富める国はますます豊かになり、南の貧しい国はますます貧乏になる状態が続いている。こうした「新自由主義」に対して、より公正で、より友愛的で、より平等な社会を築くために、討論と交流の場として、このフォーラムが生まれた。ポルトアレグレの会場は、「人間のための経済」「平和と非武装」「人権」「民主主義と社会闘争」「コミュニケーション(メディア)」など、テーマごとに11のゾーンに分けられ、それぞれのゾーンで、50人から1000人規模まで、さまざまなテーマに分かれて討論が行われた。コミュニケーションのゾーンだけで、1日に20数個の分科会が開かれるのだから、とても全容はつかめないが、どの会場もポルトガル語を中心に、スペイン語、フランス語、英語(これは少数)が飛び交い、熱心に討論が行われた。日本のメディアは、これを無視したが、南の国の人がどんな思いで世界を見ているのか、「もう一つの世界」の可能性をどのように作り出そうとしているのか、ともに考えてみたいと思う。
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