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8月23日京都医療福祉ニュース

投稿日時 2022-08-23 11:28

《熱中症に気をつけましょう》
★コロナ禍での熱中症を防ぐために
・気温や湿度が高い中でのマスク着用は、
 熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。
 このため、屋外で人と十分な距離が確保できる場合には、
 マスクをはずすようにしましょう。
・マスクを着用している場合には、強い負荷の作業や運動は避け、
 のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛けるようにしましょう。
・周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクをはずして
 休憩することも必要です。
・冷房時でも換気に気をつけながら、
 エアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。
・日頃の体温測定、健康チェックは、熱中症を予防する上でも有効です。
・体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。
・3密(密集,密接,密閉)を避けながら、
 熱中症になりやすい高齢者、子供、障害者への目配り、
 声掛けをするようにしましょう。
☆熱中症の症状がみられた場合は、
・すぐに涼しい場所や日陰のある場所へ移動しましょう。
・衣服をゆるめ、うちわなどで風を送り、
 ぬれタオルや冷却剤などで体を冷やしましょう。
・飲めるようであれば、スポーツドリンク等で
 水分と塩分を補給しましょう。
・頭痛・吐き気・倦怠感がある場合は、医療機関を受診しましょう。
・意識がない、反応がおかしいときは、
 ためらわず119番通報し、救急車を呼びましょう。

《8月は食品衛生月間です!!
 ~カンピロバクター食中毒に気を付けましょう!~》

★夏は食中毒が多発する季節です。
 特にカンピロバクターによる食中毒が
 毎年多発していています。
☆彡カンピロバクター食中毒に関する正しい知識を
 身に着け、食中毒を未然に防ぎましょう。
*カンピロバクター食中毒の潜伏期間は、一般的に2~5日です。
*症状は、下痢、腹痛、発熱、吐気、嘔吐、倦怠感、
 頭痛などで、少ない菌量でも発症します。
 まれに手足の麻痺、顔面神経麻痺、
 呼吸困難等の症状を呈するギラン・バレー症候群を
 起こすことがあると言われています。
☆鶏肉の刺身、タタキ等、生又は加熱不十分な鶏肉を
 食べることが主な原因です。
 『新鮮だから安全』ということはありませんので、
 鶏肉の刺身、タタキ等を食べないようにしましょう。
*カンピロバクターは熱や乾燥に弱い菌です。
・肉や内臓(レバー等)は
 十分(中心温度75℃、1分間以上)加熱しましょう。
・肉とサラダなど他の食材を一緒に保存することはやめ、
 肉を触った後はしっかりと手を洗いましょう。
・調理器具や食器は洗浄・消毒するとともに、よく乾燥させましょう。

《梅毒が過去最大に急増しています》
★近年、新規梅毒報告数は著しく増加しており、
 性別、年代を問わず感染が確認されています。
梅毒は、性感染症の一つです。
感染に気が付かず、無症状のうちに進行することがあり、
妊娠中に感染していると赤ちゃんに重い障害が残ることもあります。
京都市では、近年の梅毒急増に伴い、
予防方法や検査についてのチラシを作成しています。
京都市ホームページからもダウンロードできます。
京都市では、 無料・匿名で受けられる
HIV・ 性感染症検査を実施しています。
詳しいことは「京都市 HIV」で検索してください。