ゲスト:廣瀬 昌代さん
左京区大原に今も残るかやぶき農家の家屋「農縁館」、キッズファーム in 大原の活動の舞台はこの建物と周囲の畑です。ここでは毎月3回、子育て世代を対象に、畑と食育活動が体験できるプログラムを開催しています。
畑では季節に応じて旬の野菜を栽培し、食育活動では畑の野菜を使った調理体験のほか、鶏の解体、ジビエワークショップ、餅つき、味噌仕込みなど、様々な活動を実施されています。代表の廣瀬さんは、このような体験を通じて子どもたちに里山の豊かさや食べ物の大切さに直接触れてもらい、食べ物への興味関心や里山への愛着を感じる人を増やしたいと語っています。番組では、京都の有名料亭の料理人によるお料理ワークショップなど、これから開催予定のプログラムなどについてお伺いします。
一方、こうした活動を続けていくには様々な課題もあります。現在、日常的な畑の作業やプログラムの運営は廣瀬さんがほとんど一人でされているということで、負担も大きく、ともに活動する仲間を増やしたいといいます。
また畑の維持管理にかかる費用をすべて参加費収入で賄うわけにもいかないため、息の長い活動を続けていくためには、別の安定的な資金獲得方法も考えていかなければならないとのこと。こうした課題をどのように打開していくか、考えを聞きます。
キッズファーム in 大原 HP
http://kidsfarm/tumblr.com