けんぽうサロン京都のスタッフ・町田さんに進行役をやっていただきました。
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15年前の三条ラジオカフェ開局の時にもきて「街」を歌ったのを覚えています。
僕は、北海道で生まれ育ち、大学は東京でした。高校の修学旅行で京都にきて、京都の女性の京ことばの響きがすばらしく、友達に「将来、おれは京都でくらす」と言っていたそうです。屋根瓦も初めてみました。
僕は、時代をぶった切るメッセージを歌っています。
ベトナム戦争に米軍が介入しはじめた頃の歌=バリー・マクガイアの「明日なき世界」に衝撃をうけた。この歌の翻訳を僕がしたことを一ヶ月ほど前の朝日新聞・天声人語が報じてくれた。「・・・東の空が燃えてるぜ 大砲のたまが破裂してるぜ・・・世界が破滅するなんて嘘だろう・・・」。想像力が大切だと思う。=「明日なき世界」を歌う=
僕がギター一本で歌い始めたきっかけは、ベ平連の鶴見俊輔さんと小田実さんの励ましでした。
僕の誕生日は、真珠湾攻撃のあった翌日=昭和16年12月9日ですから戦争を体験しています。敗戦後の国民の気持ちを笠木透さんの「あの日の授業」で見事にうたっています。=「あの日の授業」を歌う=
僕は、憲法のおかげで日本は伸び伸びできたと思っている。上からの命令や全体が大事ではなく、小さいのを大事にするのが主権在民、民主主義だと思う。自分の生き方を選べたことがうれしいことです。