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放送日時 2016-03-19

2016-3-19OA 京都三条ラジオカフェ 放送局長 松岡 千鶴さん

番組名:きょうと・人・まち・であいもん

投稿日時 2016-03-19 15:30

出演者情報

京都三条ラジオカフェ 放送局長 松岡千鶴さん
建築士会 内藤郁子

音声

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ラジオが持っている力

ラジオカフェは3月31日で開局してまる13年になります。その3年前から「月曜例会」というのがあって、色んな人が毎週集まって、どういうラジオ局をつくろうかと議論を積み重ねていました。そのなかには衛藤会長もおられました。日本で初めてNPOの放送局を作ったということで、たいそう話題になり取材も受けました。開局と同時に、建築士会さんもこの「きょうと・人・まち・であいもん」という番組を持たれました。開局時には40くらいの番組数でしたが、そのなかで今まで続いている番組はそうはありませんね。タイトルどおり、人と人・人とまちを繋ぐ番組になっているのだとつくづく感心します。気楽にしゃべりやすいというのがテレビと違う良い面でもあるのでしょう。

私も最近マイクとカメラをもってインタビューに行くという番組をやっています。京都には元気な商店街が沢山ありますから、近くの三条名店街さんや錦市場商店街振興組合さんなどにお願いして番組を作っています。一度行ったお店で「もうええんちゃうの」と言われても、また季節によって違う話も伺えるので、話題はつきません。魅力的な方がたくさんおられることが、京都のまち自体が力を持っているということの表れだという気がします。頭の中で持っているイメージ、それを相手に伝える、言葉にして発するということ。それが、ラジオが持っている力だということかもしれませんね。

また、ラジオカフェが舞鶴と京都市北区に新しいラジオ局を開局されるお手伝いをしています。北区は大学と地域を結ぶということがテーマで、北区には大学も多く、いろんな大学の大学生が協力しています。

先日3月5日の「京の三条まちづくり協議会設立20周年記念式典」にも出席させていただきました。三条通の魅力とまちづくりの姿勢をあらためて見る機会となりました。また定例会を毎月第1水曜日の夜7時半からされていて、それにも出席していますが、そこで議論されていることが結構スピードをもって形になっていっている、ということに私はとても驚き、関心しています。たとえば最近三条通に3つあった信号機が撤去されました。それも例会のなかで見た目だとか安全性とか議論されていましたが、本当に実現したらその通り、なんと上手くいったのだろう。とても評判が良いです。

これからも三条にあるラジオ局として、協力していけたらと思っています。

(感想)逆に質問されたり、時間配分を気にして頂いたり、さすがに相手はプロ。タジタジのインタビューとなってしまいました(汗)三条まちづくり協議会の一員としても心強いパートナーです。(内藤郁子)