出演者情報
鵜匠 江崎洋子さん
建築士会活動報告
青年部会 内田豊彦 部長
建築士会活動報告
青年部会 内田豊彦 部長
京都府建築士会 青年部会は研修担当会・地域実践担当会・フォーラムセミナー担当会という3つの担当会プラス支部担当会が加わり、計4つの担当会より構成されています。それぞれに役割があり、研修担当会では建築士会会員は勿論、会員外の一般へ向けた研修事業、研修旅行などを行っています。地域実践担当会は地域での活動という事で、現在は六原地区で空き家問題などに取り組んでいます。フォーラムセミナー担当会は学生へ向けたセミナーなどを行っており、つい先日も精華大学でのコラボセミナーが開催されました。今後、建築士会内だけではなく、一般の方や学生さんたちへの発信をしています。私自身は今年度より部長となりましたが、昨年までは研修担当会でこれまで建築家による勉強会や、京都には色々な建物がたくさんあるけれど、京都市民はあまり行ってないのでは?という事で京都の人がしっかり京都を知る見学会を行い、昨年は二条城に行きました。その他、「京の技を知る」というシリーズもので京建具や唐紙などの勉強会を行い、京都ならではの取り組みもしています。このような一般にも向けた勉強会などをきっかけに士会員になってくれる人もいますので、やりがいもあります。
活動は京都だけに留まらず、近畿にも広がっています。近畿2府4県、それぞれの士会から3名ずつ出向し、近畿建築士会協議会青年部会【近建青】を構成しています。そこでは活動の報告などを聞き、それぞれに刺激を受けながらモチベーションをあげ学んだり、自身の活動に繋げたりしています。現在京都府建築士会青年部は約70名程が主立って活動に参加しています。青年部会の活動は男女問わず45歳までです。
青年部会の今後としては、若い会員が少なくなってもきている現状があり、平均年齢も上がってきていますのでより若い人達に建築士会、青年部を知ってもらい仲間を増やしていきたいと思っています。SNSなどを活用し様々な情報を発信していきます。一般の人に建築士会を知ってもらうきっかけとして子供向けに木のパズルなどもしています。そして京都には建築関係の学校も多くあり、そういった学生さんたちにも建築士会の活動を理解してもらい、建築士の資格を取得した時には建築士会に入ろう!と思ってもらえる活動や発信をしていきます。京都で学んでそのまま京都で仕事をする、そんな人達と京都の建築を盛り上げていきたいと思っています。具体的な取り組みとして、スマホアプリ『こことろ』を利用したスタンプラリーができれば、面白そうだな、と企画中です。建築士が案内するスタンプラリーなのでポイントとなる建物などの説明文はかなりマニアックなモノだったりするので、一般の方でも楽しんでもらえるのではないでしょうか?いままでのガイドブックには載っていない建築士ならではの視点での情報発信します。こういった取り組みからコミュニケーションを計り、学生さんにも積極的に活動に参加してもらい、地域の人たちや建築士会の為のなにか出来ればいいな、と考えています。様々な取り組みを企画していきますので、青年部会の活動にこれからもご理解・ご協力をお願いします。
遠島感想
内田新部長の企画はどれも楽しそうで聞いていてもワクワクしました。スタンプラリー、心待ちにしています。これから2年間部長として、頑張ってください!