出演者情報
ゲスト:弁護士 小笠原伸児さん
(京都弁護士会秘密保全法制対策本部事務局長)
聞き手:下村委津子(NPO法人環境市民)
一定の情報を行政機関の長が特定秘密と指定し、その秘密の保有や取り扱いを制約し、特定秘密の漏洩や取得行為を重罰に処する内容となっている特定秘密保護法が可決されました。
この法律の内容にも大きな問題がありますが、可決されるまでのプロセスは全く民主的なものではなく、驚くような強権政治です。
あらためて、この法律の問題点を小笠原弁護士にお聞きするとともに、法律の凍結・廃止に向けてどのような行動をとっていけばいいのか、お話しいただきました。
また、ここであらためて、全国の環境NPOに呼びかけている環境市民からのメッセージをご紹介します。
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「私たち環境NPOは「特定秘密保護法案」の廃案を求めます」態度表明に
ご賛同いただいたNPOの皆さま
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廃案を求める態度表明にご賛同いただきありがとうございました。お陰さまで39団体にご賛同をいただきました。
残念なことに法案は、与党の強権的な国会運営で通過してしまいましたが、この短い期間で多様な団体、人々がこの法の危険性に気づき廃案、慎重審議の声をあげられました。
これは、日本が内実のある民主主義社会に生まれ変わるスタートになったのではないかと思います。
これから、困難が待ち受けているかと思いますが、「特定秘密保護法」の施行凍結、廃止を求めて、多様な人々と連携し様々な行動を展開していく必要があると思います。
その手始めとして、皆様とともに「私たち環境NPOは「特定秘密保護法」の施行凍結、廃止を求めます。私たちはあきらめない」の態度表明を皆様とともに、さらに多くの環境NPOに参加をいただきながら開始したいと思います。
ご賛同いただける団体は、環境市民まで電話、メール等で、できるだけ早くご連絡をいただければ幸いです。