福井県敦賀から京都府を縦断し、新大阪までつなぐ計画の北陸新幹線。
4～10kmもの幅がある計画ルートしか示されない状態で環境アセスメントの本調査が進んでいるのに、多くの人が計画の存在すら知らないことが問題視されています。

その中で、いち早く計画の悪影響の大きさに気づき、勉強会を重ねてこられた「知井の新幹線問題を考える有志の会」。
代表の長野さんにお越しいただき、4週に渡ってじっくりお話を伺います。

第1回となる今回は、計画の概要とその問題について伺います。

50年も前に計画された新幹線整備事業に則って進められる北陸新幹線。
完成が予定されている15年、20年先の交通や目指すべき社会の在り方を想像することから、計画の合理性について考えます。

また、計画区間の約8割がトンネルであることの災害リスクについて、新大阪が海抜1mしかないことなど、あまり認識されていない事実を踏まえてお話しいただきます。

待っているだけでは知らされないままに進む北陸新幹線計画について、まずはこの15分から、気軽に知ってみませんか？