出演者情報
ゲスト:小畑 あきら(対話之町京都ヲ目指ス上京)さん
ナビゲーター:土坂のり子さん(きょうとNPOセンター)
「対話」と聞いて、どんな場面を思い浮かべますか?
家族との少しあらたまった話し合い、職場での会議、異なる価値観を持つ人同士の話し合いの場など、「対話」のイメージは人それぞれです。
共通していることは「対話」は「単なる会話」ではなく、「相手を理解しようとする気持ち」を前提にされる「意識的な会話」ということです。
この「対話」を地域のつながりづくりに活かしていこうという試みが、上京区で始まっています。
地域コミュニティの中には健康な人だけでなく、認知症の人、障がいのある人、外国を始め異文化にルーツを持つ人、見た目とは異なる性自認の人など、様々な人が住んでいますが、お互いのことをよく理解しているわけではありません。
フィンランドでは「オープンダイアローグ」という対話である精神疾患の回復に効果が見られる、という30年の実績が報告されているそうです。
私たちが知っている対話や傾聴では、そのような効果があるとは思えません。
そこには私たちの想像を超える、対話的な会話と超傾聴があると思われます。
「対話之町京都ヲ目指ス上京」は、未知の「対話」や未知の「傾聴」を知って頂くことで、地域の中に於いてお互いに『人々と「一緒にいる」つながりのなかに戻ること』を目指しています。
また、「ベンチ置くだけプロジェクト」という愉快なネーミングのプロジェクトを展開し、
ベンチを通して対話の場づくり、井戸端会議の井戸づくりにも取り組んでおられます。
「対話」に関する取組の広がりとともに、10月に予定されている「対話之文化まつり」の魅力についてお伺いします。
◆団体facebookページ
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