地域・まちづくり
ゲスト：「移動する竹村商店」 竹村 知紘さん
ピーという音とともに、スピーカーから流れる、あの、だれもが知っている「い～しや～きいも～」の物売りの声。かつてはどの街でも見られた、木枯らし吹く冬の夜の風物詩でした。
昭和30年代くらいまでは、こうした焼き芋屋さんの屋台のほか、自転車の荷台で紙芝居をやって子どもたちを集めて、水あめやわらび餅などを売る人の姿が街なかによく見られましたが、現在ではすっかり影をひそめてしまいました。
「移動する竹村商店」さんは、冬は軽トラックの屋台で焼き芋の移動販売、夏は地域の催し会場でかき氷の販売をする今や数少ない存在です。店主の竹村さんは、流し売りを通じて様々な地域のひとと交流し、地域の情報に詳しいところから、昨年5月までの半年間、京都府の協働コーディネーターとして、地域課題の解決に取り組んでいるNPOや学生団体の支援活動に取り組まれました。また、自身、クラウドファンディングで活動資金を募り、目標金額以上の支援を集めること数度、多数の人の支援を受けて活動を続けています。
番組では、竹村さんが目指す、様々な専門性を持つ人と協力して行う、次の時代も活躍できる「新世代型焼き芋屋さん」の創造について語っていただきます。
Twitter https://twitter.com/take_yakiimo
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