ゲスト:音楽福祉工房はればれ 代表 植村 照さん
音楽は誕生日や卒業式、結婚式などといった人生の様々なステージの映像とともに人の記憶に残っています。また、音楽に慰められたり癒されたり、元気づけられた人も多いでしょう。
このように常に身の回りにあると思っている音楽ですが、さまざまなやむを得ない事情で音楽に親しむことができない人たちがいます。本日のゲスト「音楽福祉工房はればれ」さんは、高齢者施設や障がい者施設で生活している人や、病院に入院している人たちに音楽を届けようと活動する音楽家の集団です。さまざまな施設に出向いて演奏会を開くほか、コンサート会場まで足を運べない高齢者の人たちにも本格的な音楽を楽しんでもらおうと、地域の会場をつかったコンサートも催してきました。
しかし、今年はコロナ禍の影響で、施設訪問やコンサートが開催できず、音楽を楽しんでもらう活動を停止せざるを得ない状況となりました。そこで、こうした状況を打開すべく、新たな試みとして、自分たちで制作した音楽動画の配信サービスに取り組もうとされています。
持ちなれた楽器をカメラやマイクに持ち替えて動画作成に取り組む皆さんの苦労話も交えながら、これからのウィズ コロナの活動のあり方を考えていきたいと思います。
Website https://uemuramusic.wixsite.com/harebare