ゲスト:京自助具館 代表 近藤 千津子さん
“自助具” という言葉を耳にしたことがありますか?けがや病気で一時的に手足が不自由になったときに、急場しのぎで日常道具に工夫を加えて使うものや、障害などで長い期間にわたって不自由な思いをされている人に合わせて制作されるものなど、さまざまなものがあります。既製品のサイズバリエーションではなく、それぞれの人の状況に合わせ、完全オーダーメイドとなります。最も身近な例では、メガネも視力や乱視、老眼といった目の状態や顔の形状に合わせてレンズやフレームが調整されるもので、自助具の一つといえます。
ご紹介する「京自助具館」は、自助具を必要としている人にむけ、材料費を負担いただくだけでその人の要望や機能障害の状況に合わせた自助具の制作を行っています。また、より使いやすい機能の研究開発や、地域のイベントでの展示、学校での出前授業などによる広報活動にも取り組んでいます。
番組では代表の近藤千鶴子さんをゲストに迎え、こうした活動の現状やこれからの展望などについてお伺いしていきます。
Website https://kyojijyogukan.com/
※この番組は、働く仲間がつくった営利を目的としない金融機関「近畿労働金庫」の協力によりお届けしています。
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