ゲスト:京都史跡ガイドボランティア協会 会長 山田久男さん
本日のゲストは、「京都史跡ガイドボランティア協会」会長の山田 久男(やまだ ひさお)さんです。
京都には、年中を通し内外から多くの観光客が訪れます。こうした観光客を対象とする交通、宿泊、お土産や飲食などといった観光産業が京都の主要産業の一つとなっていますが、観光都市「京都」を下支えしているものとして、市民ボランティアによる観光ガイドの存在を語らないわけにはいきません。
京都府観光ボランティアガイド団体連絡協議会のホームページによると、協議会に登録している団体だけでも、京都府内に33団体、京都市では11団体が活動しています。学生から高齢者まで幅広い年齢層の団体があり、歴史に特化したガイドや外国語によるガイドといった様々な特徴を打ち出して活動しています。
スタジオにお越しいただいた「京都史跡ガイドボランティア協会」さんも、ガイドブックに載っているような有名な観光寺院を案内するのではなく、隠れた歴史路を中心に、普通の観光旅行ではなかなか目につかないような道ばたの石碑や遺構などの史跡を巡り、その歴史的背景などについての解説も交えながら案内をしています。こうした歴史ウォークはこれまで191回を数えているそうです。
今年、団体設立25周年を迎え、ますます活発に活動を続けている「京都史跡ガイドボランティア協会」会長の山田 久男さんに、史跡ガイドの魅力について語っていただきます。