来た野菜をいかに受け止めて、いかに食べるか。
西喜商店は、大正時代から続く京都の八百屋です。
店主の近藤貴馬さんは東京で大手企業での就業経験を経て、実家である西喜商店を継ぎます。
現在の青果流通は 誰もが安定的に野菜を買えるように考えられている一方で(だからこそ)、廃棄野菜も生まれてしまっています。
日々捨てざるを得ない野菜を前に、近藤さんは様々な取組を始めます。
「さらえるキッチン」は、野菜を調理して食べることをみんなで楽しめるコミュニティの場になったり、「軒下青果店」は高齢者を中心に地域の方々がお野菜を買いに来てくださったり、「廃棄野菜を減らす」だけでない広がりが生まれています。