ゲスト:NPO法人まなあそび 代表理事 大松 有香さん
子どもの頃、自然の中で遊ぶことを通じて学んだり、友だちと交わる中で学んだこと、こんな経験はだれしもあるもの。
今日ご紹介する「まなあそび」は、まさに子どもたちの“あそんでまなぶ”ことを大切に、イベントの運営をされています。
団体の活動拠点は、京都市内の2か所のお寺。通称「だるま寺」として知られるJR円町駅近くの法輪寺、そして真言宗大本山の名刹「醍醐寺」です。
京都には日本を代表する貴重な文化遺産でもある寺社仏閣や伝統文化が多くありますが、子どもたちにとっては日常の風景であり、それらのすばらしさを感じたり、知識を得るきっかけがなかなかありません。
そこでこれら2つのお寺を子どもたちのまなあそぶ場として活動しています。活動の目玉は、子ども観光大使。それぞれのお寺について勉強するプログラムを終了したこどもたちが、だるま寺と醍醐寺から正式に子ども観光大使として認定を受け、観光客の人々にお寺の案内をしています。
子どもたちは案内することを通して、ただ、お寺の歴史や事物について知識を得るだけではなく、人をもてなす、ということについても学んでいるようです。
番組では、現職の小学校教員である代表の大松さんに、学校の教育現場以外でこうした活動を始めようとしたきっかけや、これからの活動などについて伺います。また、醍醐寺観光KIDS大使の子どもたちもスタジオに来て、まなあそびに参加しての感想や、子ども大使としての活躍ぶりを語ってくれます。