ここから本文です。

放送日時 2024-10-18

2024-10-18OA DV被害 その後の自立を支援する

番組名:KYOTO SOCIAL WAVE

投稿日時 2024-10-18 15:30

DV(ドメスティックバイオレンス)は、夫婦や恋人等 親密な関係にある・あった者からの暴力のことを指します。殴る蹴るといった身体的な暴力・言動による精神的な暴力・性的行為の強要などの性的な暴力があり、いずれも相手の人権を著しく損なうものであります。

加害者と別れられる人は全体の2割に満たないと言われており、現状多くの支援機関が、加害者から避難・離脱に注力せざるを得ない状況です。

DVGsラボは、被害者が暴力から避難・離脱した後の回復・自立に焦点を充て、研究・啓発や情報発信・政策提言などに取り組んでいます。

代表の坂本未希さんはDV被害サバイバー当事者であり、記憶障害などの複雑性PTSDを抱えながら活動しています。「加害者と戦うのではなく、被害者が自分らしく生きるための環境構築、自立後の多様な目標を考えることが私の取り組むべきことだと気づいた」と坂本さんは話します。
ラジオでは、DVからの避難・離脱後の困難さや、DVにまつわる社会的制度への言及など、当事者としての経験を交えながら語っていただきました。

【イベントのお知らせ】

きょうとNPOセンター主催DVシンポジウム(11月16日 土曜日)
テーマ:「DV被害とその支援を考える ~そのとき子どもたちは~」
日時:11月16日(土)13:30~16:30(開場 13:00)
場所:龍谷大学 深草キャンパス 22号館 302教室
形式:現地参加(定員30名)およびオンライン(Zoom 80名)
講演内容:DV被害家庭の子どもに対する支援のあり方をテーマにした
基調講演とシンポジウムを行います。

 

京都文教大学・(一社)素足会就労継続支援B型じじむげ主催講演会(11月24日 日曜日)
テーマ:「DV被害の語り」
日時:11月24日(日)13:00~15:00
場所:京都文教大学 14号館 14201教室
講演内容:DVGsラボ代表坂本のDV被害経験者としての基調講演と
ヒューマンライブラリー形式でピアサポーターの方々がリアルな体験を語ります。
事前申込は不要で、当日参加が可能です。