出演者情報
【ゲスト】京都地方気象台次長、野々村 努さん
遠藤仁志
今週は京都地方気象台次長、野々村 努さんをお迎えしました。
毎日毎日、猛暑が続いています。
京都市では22日も猛暑日を観測し16日間連続猛暑日を観測し続けています。
今年の夏は一方で豪雨を観測し“今までに経験したことのない大雨”との発表が行われました。
また過去には、東日本大震災の津波や平成23年台風12号による紀伊半島を中心とする大雨では、極めて甚大な被害が生じました。
大規模な災害の発生が切迫していることを伝えるために新たに気象庁は、
8月30日(金曜)午前0時から『特別警報』を創設し発表することになりました。
特別警報が発表されると…
・尋常でない大雨や津波などが予想されています。
・重大な災害が起こる可能性が非常に高まっています。
・直ちに身を守るために最善を尽くしてください。
特別発表が発表されていないと言って、災害が発生しないことではありません。
注意報や警報、気象情報をこまめに得て早めの行動を取ることが何より大事です。
日ごろの避難場所や避難経路、災害危険箇所を記したハザードマップを活用しましょう。
特別警報の対象は…
・大雨
・暴風
・高潮
・波浪
・暴風雪
・大雪
さらに大津波警報や火山噴火(噴火警戒レベル4以上や噴火情報・居住地域)、緊急地震速報を特別警報に位置づけられます。
繰り返しますが、命を守るために日ごろの避難場所などの確認と最新の気象情報に留意することが大切です。
自分自身を守るために『特別警報』の運用開始と意識を高めていきましょう。
気象庁・特別警報が始まります。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tokubetsu-keiho/index.html