今月のゲストは、隅井孝雄さんをお招きいたしました。
隅井さんは、日本テレビニューヨーク支社長を退任後、京都学園大学教授に迎えられマスコミ文化論を担当。その後、ノートルダム女学院大学でも教鞭をとられ、実践経験に裏打ちされた生きたマスメデイア論は学生間でも人気講座の一つでした。
また、NPO京都コミュニテイー放送副理事長としてコミュニテイーラジオの普及活動にも尽力されました。現在も担当されている番組はその語り口の軽妙さ、博識さに特徴があることで知られています。
今月、隅井孝雄のメデイアウォッチング~3・11から安保法制まで~を発刊されるなど、その活躍ぶりはマスコミ人ならではと思わせられました。
現代の若者に対しても、大人しい、覇気がないという一般的評価に対して、”そうではなく、思慮深くなっている” ために、行動が慎重になっているのです。”
また、日本のマスコミに対しては、アメリカと比較して、①多様性に欠ける②独立性に欠け、画一的になってきている。
etc,やはりマスコミ人・大学人の両世界体験者にして言える卓見を随所でお聞きすることが出来ました。
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