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【6月17日京都医療福祉ニュース】

投稿日時 2015-06-17 12:28

《中東呼吸器症候群(MERS)について》
★現在、
中東や韓国ではMERS(マーズ)の感染が拡大し
患者が増えています。

・主な症状は、発熱,咳,息切れなどで、
 下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。
 感染しても、
 症状が現われない人や軽症の人もいますが、
 特に 高齢者や糖尿病など基礎疾患のある人は
 重症化する傾向があります。

・MERSの感染経路は良くわかっていませんが、
 ラクダとの接触や医療機関での患者等との接触が
 疑われています。
 季節性インフルエンザのように、
 次々に人から人に感染することはありません。
 このため、冷静な対応をして下さい。

・中東や韓国へ渡航される方は、
 渡航前に現地の情報を確認し、
 渡航中はマスクの着用や こまめな手洗いなどを心がけ、
 咳やくしゃみの症状がある人との接触は可能な限り避けてください。
 また、帰国後14日以内に、
 発熱や咳などの症状がみられた際には、
 最寄りの保健センターに御相談ください。

《豚肉や豚レバーを生食用として提供・販売の禁止》
*食品衛生法に基づく基準が改正され、
 6月12日から、豚肉や豚レバーを生食用として
 提供・販売することは禁止となりました。
・豚肉や豚レバーを生で食べると、
 E型肝炎ウイルス感染やカンピロバクターなどの食中毒菌による食中毒や
 寄生虫感染の リスクもあります。
・細菌やウイルス、寄生虫は熱により死滅します。
 このため、調理する時は、
 しっかりと加熱することにより 食中毒を防ぐことができます。
 また、これらの病原体は、
 肉の内部まで入り込んでいることが多いため、
 中心部の赤味がなくなるまで 加熱することが重要です。
☆豚の食肉は生で食べないで、
 調理する時は、しっかり加熱しましょう!

《難聴者・中途失聴者のためのコミュニケーション教室 開催》

*京都市では、
 難聴・中途失聴の方と周囲の皆様が
 「難聴者とのコミュニケーション」について
 理解を深めることができるように、
 コミュニケーション教室を開催します。

日時:7月5日(日)午後1時~
会場:京都市聴覚言語障害センター(中京区)
対象:京都市内に在住又は通勤・通学している
   18歳以上の難聴者・中途失聴者 及び
   その家族など関係者の方です。
講師:御自身も難聴者である
    琵琶湖病院 医師 藤田保さん
     「難聴と向き合う」
参加費:無料
定員:先着50人
申し込み:FAX・Eメールで
     住所,氏名,年齢,電話,FAX番号,
     身体障害者手帳の有無及び等級を明記。

  京都市聴覚言語障害センター「コミュニケーション教室」
      FAX 075-841-8312
      Eメール Kikoe247@kyoto-chogen.or.jp
応募期限:6月28日(日)