《手足口病の流行について》
★京都市では、
6月18日に、
手足口病の小児科定点医療機関当たりの
報告数が、国の定める警報レベルを超えたため、
手足口病流行発生警報を発令しました。
*手足口病*
感染してから2~7日の潜伏期の後、
発熱,食欲不振,口の中の痛みで始まり、
手のひら,足の裏,口の中等に小さな水泡ができます。
ほとんどは熱もそれほど高くなく、数日で快復します。
・感染した場合
安静と水分補給をこころがけ、
水疱がつぶれると感染が広がりますので、
患部は清潔にしておきましょう!
・手足口病の予防
手洗いの励行,おむつ等排泄物を適切に処理すること、
タオル等の共用を行わないこと等が基本となります。
◎まれに髄膜炎などを起こし、重症化する恐れがあるため、
高熱や嘔吐を繰り返したり、頭痛がひどい場合は、
早めに医療機関を受診することが重要です。
《薬物乱用防止啓発「ダメ。ゼッタイ。」普及運動》
☆6月20日~7月19日は、
国や地方自治体,民間企業等が一体となって、
薬物は「ダメ。ゼッタイ。」を合言葉に、
薬物乱用防止を啓発する
「ダメ。ゼッタイ。」普及運動の実施期間です。
京都市では、
市民の皆様に薬物乱用防止を強く訴えるために
薬物乱用防止啓発ポスターを作成し、
京都市営地下鉄烏丸線の車両内に掲示しています。
昨年、
薬物乱用者による交通事故が多発していることから
薬物乱用で傷つくのは自分だけではないという
メッセージが込められています。
覚せい剤や大麻,危険ドラッグ等の危険な薬物には,絶対に手を出してはいけません。
薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」
《熱中症》
*風が弱い、気温が高い、湿度が高い、
急に暑くなった、そんな蒸し暑い日は、
熱中症に注意!
・熱中症は、
温度や湿度が高い時に、
体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、
体内の調整機能ができなくなり発症します。
・症状:めまい、立ちくらみ、大量の汗、
頭痛、吐き気、倦怠感、意識障害、痙攣、
屋外だけでなく、屋内でも発生します。
高齢者、乳幼児は、特に注意が必要です。
<熱中症の予防>
・天気予報で気温をチェックしましょう。
・すだれやカーテンを活用して、光を遮断し、
風通しをよくしましょう。
・室温が28度以上の時には、
エアコンや扇風機を上手に利用しましょう。
・炎天下での激しい運動や
長時間の作業は避けましょう。
・適度な休憩をとり、
十分な水分補給をしましょう。
・体調がすぐれないときは、
無理をせず十分休養を取りましょう。
・外出時は、帽子や日傘を使用し、
直射日光に当たらないようにしましょう。
<熱中症の応急手当>
・すぐに日陰等の涼しい場所に移動しましょう。
・衣服をゆるめ、うちわ等で風を送り、
濡れタオルや冷却剤で首や脇などを冷やしましょう。
・スポーツドリンク等で水分と塩分を補給しましょう。
・嘔吐して水分補給ができないときは、
医療機関を受診しましょう。
★意識が無い、反応がおかしい時は、
ためらわずに119番通報し、
救急車を呼びましょう。