《熱中症の予防》
★熱中症は、梅雨入りの暑くなり始めの頃から増加し、
京都市内において、令和5年には972人の方が熱中症で救急搬送されました。
梅雨明けまでは、まだ身体が暑さに慣れておらず
体温調整が難しいことから、
急に暑くなった日等には熱中症を起こしやすく、
例年搬送者が増える傾向にあり、早めの対策が重要です。
めまい、体のだるさ、ひどい場合にはけいれんや意識の異常など、
様々な症状が見られ、死に至るおそれがあります。
☆熱中症を防ぐために
■エアコン・扇風機を適切に使用しましょう
湿度が高い風呂場、トイレ等は小型の扇風機を持ち込む等工夫しましょう
■のどが渇いていなくてもこまめに
水分・塩分(ナトリウム)を補給をしましょう
水分摂取の目安は一日1.2リットルです
■涼しい服装をし外出時は日差し対策を行いましょう
■バランスの取れた食事、十分な睡眠をとりましょう
■いまの時期から暑熱順化を始めましょう
30分のウォーキングや湯舟につかる等、
適度に汗をかき暑さに慣れる体づくりを行いましょう
《火災急増に伴う緊急出火・焼死者防止の徹底について》
★令和6年5月26日現在、今年の火災発生件数が
101件と例年に比べて急増しています。
火災原因では、こんろが12件、暖房器具が10件、コードが9件、
放火が7件、電気機器が7件、たばこが7件の順で発生しています。
*こんろ周りの火災を防ぐために
・料理中にその場を離れるときは、少しの間であっても、必ず火を消す。
・こんろ周りの整理整頓をする。
・着衣着火を防ぐために、ゆったりした衣類や裾、袖の広がった衣類を着て
調理することは控える。
*コード火災を防ぐために
・電気コードを家具や家電等の下敷きにしない。
・電気コードを束ねたままにしない。
・たこ足配線にしない。
・古い電気コードは使用しない。
・定期的にコンセントから電源プラグを抜いて、清掃する。
*たばこ火災を防ぐために
・灰皿を使用し、吸殻は確実に消火する。
・布団やベッドで吸わない。
・就寝前・外出前に消えているか再度確認をする。
☆これらに注意して、これ以上火災を増やさないよう
火の用心を心がけましょう。
《京都市市民防災センター
令和6年度「災害に強いまちづくり講座(Ⅰ)」》
日時:7月7日(日)午前10:00~11:15
会場:市民防災センター4階講習室
内容:「京都の豪雨災害にどう備えるか」
京都大学防災研究所 教授 川池 健司さん
受講料:無料
定員:先着80人
受講申し込み:はがき・電子メール・FAXのいずれかの方法で
詳細:京都市市民防災センターのホームページ
一般財団法人 京都市防災協会 事業課
電話 075-662-1849
FAX 075-662-6050
申し込みの締め切り:6月14日