いま集団的自衛権が大きな問題になっていますが、集団的自衛権を認めることは、よその国のために戦争することになります。日本人の生命や利益のためでなく、よその国のために戦争することになります。
自衛隊の人も自分の国を守るためと考えて入ったと思いますが、そうではなくなるのです。外国、地球の裏側まで武器をもって殺し殺されることもある戦争に参加することになります。
政府は、外国との戦争を「限定する」とごまかしています。そもそも憲法で「戦争をしない」と決めています。自衛隊の存在は「自分の国を守る」という理屈にもとづいていますが、それをもくつがえすことになります。
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放送日時 2014-05-08