「生まれ変わるリーガロイヤルホテル京都」
京都市下京区、京都駅西側に位置する「リーガロイヤルホテル京都」。
地上14 階、地下1階、総客室数482室を有するこのホテルは、大阪万博前年 の1969(昭 和44)年に
「京都グランドホテル」として開業し築46年を迎えた由緒あるホテルである。
現在の名称へと改称されたのは1997年(平成9年)のことであり、その敷地面積は約2800坪にも及ぶ。
ホテルの屋上にみえる八角形の塔屋の様な 部分は最上階のフレンチダイニング「トップ オブ キョウト」
京都で 唯一の回転展望レストランであり、ガラス張りの壁面越しに古都の景色を360 度楽しむことの
できる仕掛けとなっている。
そんな歴史ある「リーガロイヤルホテル京都」が2月1日より約7ヶ月間の工期を以て、全面リニューアル
工事を行う予定となっている。併せて、耐 震改修 促進法に基づく耐震補強工事も行い、より安全で安心な
ホテルへと、この秋新 しく生まれ変わる。客室やエントランス・宴会場に至るまで、京都風情と現代 的な
デザインを取り入れながら、快適で親しみやすい空間創出となるよう様々な 配慮がなされている。
前述の「トップ オブ キョウト」の壁面装飾は日本で唯一400年続いてきた「唐長」の唐紙師トトアキヒコ氏
がそのデザインを手がける。また、「朝から優 雅な時間」をコンセプ トに地元の食材を取り入れたシェフ
こだわりの朝食を楽 しむこともできる計画となっている。また1階にあるレストランは全200席に拡張され、
人気のビュッフェスタイルを円形に独立させ、さらに、目の前で料理 を見ることのできるライブキッチンも
新設される計画となっている。
これから新しく生まれ変わる「リーガロイヤルホテル京都」。
今からそのリ ニューアルオープンが楽しみである。