出演者情報
パーソナリティ) ローバー都市建築事務所
野村正樹
パートナー) 藤田瞳
音声
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耐震改修のため3年近く休館している南座(京都市東山区)が、11月1日初日の顔見世で新開場する
のを前に、正面の屋根に25日、芝居小屋の象徴である櫓(やぐら)が上がった。竹の先に和紙を球状に
飾り、劇場に神を招くとされる梵天2本も高く掲げられた。
櫓は江戸時代初期、官許された劇場のみが上げることができた。京には七つの櫓が並んだが、
約400年にわたり続くのは南座のみになっている。
櫓の周りには南座を運営する松竹の紋の入った幕が張られ、梵天には「八百万(やおよろず)の神を
招く」として半紙大の和紙800枚を飾った。例年、顔見世前の「まねき上げ」に合わせて幕や梵天を新調
するが、今年は10月25日に上がる「まねき」より一足早く掲げた。
玄関前には、新調された2基の大提灯(直径1・2メートル、高さ2メートル)も飾られた。
顔見世は22年ぶりに2カ月連続の興行となり、11月は松本幸四郎一家三代の襲名披露、
12月は座組や演目を変えて年末26日まで続く
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