「修理固成」
修理固成:古事記の第二章に出てくる言葉。「ここに天つ神諸の命(みこと)以ちて、伊邪那岐の命・伊邪那美の命の二柱の神に詔りたまひて「この漂へる国を修理固め成せ」と、天の沼矛を賜ひて、言依さしたまひき。」(古事記)
・天つ神諸々から二神に「言依さす」=委ねる、託す、任せる
・修理固成は未だ完結していない、神々から神々へ、神々から人へ、さらに人から人へと託されて現在に続いている。
・現在に生きる我々も、神々の御代から今まで連綿と続く、修理固成の営みを継承している。神の恵みと祖先の恩によって生かされていることに感謝し、一人一人が自分に与えられた能力や環境の中で精一杯、よりよい世の中、よりよい明日を作るために託された命を誠心誠意生きて、次世代に継承していくことが大切。