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イギリス/Bradford市のコミュニティラジオ局BCB106.6FMからスタジオ視察に来て頂きました。

投稿日時 2014-01-26 18:47
Mary Dowson Interview

写真 2014-01-25 19 19 28mary 2014年1月25日、イギリスのブラッドフォード市のコミュニティラジオ局BCB106.6FMのDirector Ms. Mary Dowsonさんが京都三条ラジオカフェを視察されました。

Mary Dowsonさんは、「世界創造都市フォーラムin金沢」のパネリストとして来日されていて、京都を訪問するにあたって、京都のコミュニティラジオ局を視察する為、検索したところ、京都三条ラジオカフェがヒットしたそうです。

Mary DowsonさんがDirectorを務めるBCB106.6FMは非営利、市民参加型のラジオ局でコマーシャルも放送しないということです。7人のスタッフが200人以上のボランティアをサポートして毎日24時間の放送を行っています。

Mary Dowson さんはブラッドフォード大学で平和学を学び、ブラッドフォード市の地域教育に携わって来られました。1991年頃からBCB106.6FMの前進となるBradford Festival Radioの設立にあたり、また、Community Media Association(CMA)の理事として、イギリスにおける "third sector of radio – Community Radio" としてのコミュニティラジオ放送の普及にあたり、活発な政府へのロビー活動を行ってこられました。その結果、2004年までには120のコミュニティラジオがイギリスに誕生したということです。

現在は、ブラッドフォード市のCity of Film Boardとしても活躍されています。

http://bradford-city-of-film.co.uk/about/city-of-film-board/

http://www.bcbradio.co.uk/

 

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ラジオカフェでは「龍大ラジオタックル」の生放送を見学、学生とも交流されました。学生には英語で「なぜあなたはこの番組を放送するの?」と質問、学生も英語で答えていました。

 

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急遽「中野有のシンクタンク・ジャーナル」のゲストとして、番組にもご出演頂きました。
Bradford Community Broadcasting(BCB Radio) Director Mary Dowsonさんにコミュニティ放送の可能性を聴く。

 

 

 

Mary Dowsonさんのお話を聴き、国や環境は異なってもコミュニティ放送の役割には日本と共通する部分が多いと感じました。今後、BCB106.6FMともスカイプやポッドキャストを使った情報交換や交流を行っていきましょうと話が弾みました。

Koji Tokioka/RadioCafe Station Manager

 

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