NPO法人京都コミュニティ放送が、ソーシャル企業認証制度（S認証）に認定されました。

審査いただいた第三者委員会からは下記のように評価いただきました。

〇市民自身の発信として、インターネットの黎明期に設立されたことは、「市民が主役の放送局」として特筆すべきだと考えます。パブリックアクセスという市民自身の発信を大切にする姿勢は、メディアリテラシーを育てる取り組みとして大切なことだと思われ、ま た、放送枠を安価な設定にするなど、市民が参加しやすい仕組みにしていることは、放送局としてのビジョンを体現していると思います。

〇市民が自分の思いを自由に発信する場として、電波の公共性を担保したラジオ放送を活用している点を評価しました。また単に放送する人を募るだけでなく、会社側の小さな心遣いと地域住民への思いで事業をされているという点も大変素晴らしいです。

〇「市民が主役の放送局」として、これからも地域の人々の憩いの場、情報交換の場となるような発信をよろしくお願いいたします。

また、事務局の方からは下記コメントをいただき、これからの課題・伸びしろを改めて考える次第です。

〇現代はSNS を通じて個人の発信できる機会が多数あり、住み分けや特徴を今後どのように表現されていくのか興味深く、楽しみにしております。

これまでの歩み、設立理念を肯定いただいたことに嬉しく思うとともに
認証に甘んじることなく、今の社会にコミュニティFMがあること、京都三条ラジオカフェがあることの意義を日々問いながら進んでいく所存です。