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【7月9日防災インフォメーション】

投稿日時 2019-07-09 11:56

《夏の文化財防火運動の実施について
~みんなで文化財を火災からまもろう~》

☆京都市消防局では、
京都市の数多くの貴重な文化財を火災などの災害から守り、
市民の皆様をはじめ観光客の方々に対して
文化財への防火・防災意識を高めてもらうため、
7月12日(金)~18日(木)まで
「みんなで文化財を火災からまもろう」を スローガンに
「夏の文化財防火運動」を実施します。
文化財から火災を起こさないための取組として、
世界文化遺産のノートルダム大聖堂での火災を受け、
市内の世界文化遺産や国宝、重要文化財建造物への
査察を優先して実施し、
市内の文化財関係社寺へ出火防止を呼び掛けます。
また、
文化財社寺等に設置されている放水銃等の
防災施設の取扱訓練、
関係者や近隣住民等と一体となった
合同消防訓練、文化財の搬出訓練などが実施され、
広く文化財防火・防災を呼び掛けます。

《水災害に備えましょう》
☆雨や台風など自然の力が増す季節です。
災害には、日ごろの備え、心構えが大切です。
災害が起こると、
電気、水道、ガスなどのライフラインや
輸送手段が止まることが多いため、
復旧まで、水と食料最低3日分の備蓄が必要です。
備蓄の非常食は、定期的に消費し、
食べた分だけ買い足して補充しておきましょう。
この方法なら、賞味期限の短いレトルト食品も備蓄できます。
賞味期限が過ぎていないか、定期的に確認しましょう。

また、積極的な情報収集をして
水災害時の避難の判断、行動は早めにしましょう。
雨の量や川の水位、土砂災害の発生危険度などは、
WEBサイト京都市防災危機管理情報館や
テレビのデータ放送などで知ることができます。

避難の際の持ち出し品は最小限にし、
動きやすい服装で、長靴ではなく、運動靴をはきましょう。
浸水が始まっていたら、
状況に応じて建物の2階以上や高いところに避難しましょう。
高齢者や体の不自由な方など支援の必要な方には積極的に協力しましょう。
またこの度、災害発生の恐れの高まりに応じて
取るべき行動を直感的に理解できるように
防災情報を5段階の警戒レベルで表されるようになりました。
警戒レベル3 「避難準備・高齢者等避難開始」は、
高齢者など、避難に時間を要する人は避難を開始。
警戒レベル4 「避難勧告」は、速やかに避難。
警戒レベル4 「避難指示(緊急)」は、
災害が発生するなど状況がさらに悪化し、
人的被害の危険性が非常に高まった場合に発せられるもので、
「避難勧告」よりも拘束力が強くなる。
これらの違いをよく理解し、自らの身を守りましょう。