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放送日時 2016-08-11

2016-8-11OA 田浦健朗さん(気候ネットワーク事務局長)

番組名:京都けんぽうラジオ

投稿日時 2016-08-11 07:10

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田浦小

気候ネットワークは、京都議定書ができたCOP3(1998年)のときから、市民の立場で地球温暖化を食い止めようという活動をしています。温暖化がすすめば、生きる権利・基本的人権がおびやかされることになります。気候の極端化、食料生産や水資源に悪影響をもたらす、伝染病の蔓延など、私たちのくらしや経済がすべてボロボロになる可能性があります。
温暖化は平和をおびやかすものともなります。例えば、シリアはもともとはいい条件で農業が行われていましたが、旱魃が続き農業に困難が生じ、大量の難民が発生し、戦闘状態が続いていることになっています。
温暖化対策をすることは、化石資源の奪い合いなどの戦争の原因をなくし、平和構築にも役立つものなのです。
原発は温暖化対策になりません。それは過去の実績から言えます。原発にかけているお金を省エネとか再生可能エネルギーに振り向ければ、簡単にCO2は削減できます。
電力の自由化が実現し、電力会社を選べるようになりました。私たちは「パワーシフトキャンペーン」をすすめています。ホームページを見てもらうとお勧めの電力会社を推薦しています。