NET-GTASは年間に30数チームが被爆者の証言ビデオを多言語に翻訳しています。その中に、この秋、ハンガリーに住む高校生と、その両親の3人で日本語からハンガリー語に翻訳・監修・字幕校正をし、1本の作品を完成させました。
お父さんは大学で日本語を教える日本人男性、若井誠二さん。お母さんはハンガリー人のベルナデッテさん。娘の花梨(カリン)さんと息子の善照(ゼンテ)君の4人家族。花梨さんとお母さんで翻訳し、お父さんが監修者。
京都とハンガリーをSkypeで結んで、お話を伺いました。家庭では日本語オンリーの暮らしで全員がバイリンガル。お互いに時間をかけて翻訳案を見せ合い、話し合って作り上げたといい、家族の絆が強まったようでした。
お話のあと、姉弟でハンガリーの伝統楽器、ツィテラを合奏してくれました=写真。