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【10月22日京都医療福祉ニュース】

投稿日時 2013-10-22 12:03

《食中毒に注意しましょう》

きのこによる食中毒が全国で多発しています。

 いずれの場合も誤って

 毒キノコを食べた事が原因です。

 きのこによる食中毒を防ぐため、

 種類の判定のできないきのこは、

 「採らない」「食べない」「売らない」

 「人にあげない」ようにしましょう。

 科学的に根拠のない誤った言い伝えや迷信による

 素人判断は非常に危険です。

牛レバーによる食中毒

 牛レバーは、腸管出血性大腸菌による

 重い食中毒の危険性があるため、

 平成24年7月に食品衛生法の基準が改正され、

 飲食店や食肉販売店などにおいて

 生食用として販売提供することが禁止されました。

 しかし、牛レバーは、ビタミンA、鉄分などの

 栄養価が高い食品でもあります。

 飲食店やご家庭で、牛レバーを自ら調理する場合は、

 中心部の色が変わるまで、加熱してください。

 中心部まで、75度で1分間以上加熱すれば

 腸管出血性大腸菌は死滅します。

 生のレバーや生肉が触れたトング、箸、皿は

 そのほかの料理に触れないようにしましょう。

 トイレの後、調理の前、食事の前には、

 手洗いを十分に行ないましょう。

アニサキスによる食中毒

 さば、いわし、さんま、などの魚やイカに存在する

 アニサキスという寄生虫が引き起こす

 食中毒についてです。

 アニサキスが寄生した魚を食べて

 胃や腸から体内に侵入し、

 早くて1時間程度、遅くても数日で

 嘔吐や胃痛などを引き起こします。

 アニサキスは、

 60度で1分以上の加熱や

 マイナス20度24時間以上の冷凍で死滅しますが

 魚の内臓表面に寄生しており、鮮度の堕ちた魚では、

 アニサキスが筋肉へと移行する傾向があるため、

 放置した魚を生で食べることは、

 食中毒を引き起こす危険性が高まります。

 魚を調理するときは、

 早めに内臓を除去し、十分に洗浄しましょう。

 

《難病患者医療講演と相談会》

日時:11月10日午後1時30分~

場所:ハートピア京都(中京区)

テーマ:パーキンソン病・もやもや病

★パーキンソン病

京都大学医学部付属病院脳神経外科 教授

宮元 亨さんの講演

定員:100人

★もやもや病

仏教大学保健医療技術学部作業療法科 教授

赤松 智子さんの講演

定員:50人

*講演後の個別相談には、予約要。

11月7日までに京都難病連へ。

電話&FAX 075-822-2691

詳細:保健医療課

電話 075-222-3419

FAX 075-222-3416