《ノロウィルス食中毒に注意しましょう!》
ノロウィルスなどによる感染性胃腸炎は、
冬(11月~3月)に増加します。
ノロウィルスは、
食品や飲料水を介して感染しますが
患者の便や吐物に大量のウイルスが排出されるため
人から人への感染も見られます。
主な症状は嘔吐、下痢、発熱で
潜伏期間は1~2日です。
非常に感染力が強く、
少量でも感染すると言われています。
ノロウィルスに汚染された
カキなどの二枚貝や生鮮魚介類、果実、
サンドイッチなど、加熱しないで食べる食品が
原因食品として知られています。
ノロウイルスは食品中で増殖しませんが、
鮮度に関係なく、食品にノロウイルスが少しでも
付着していれば感染の可能性があります。
また、不十分な手洗いなどにより、
手指から汚染された食品が
原因となる場合もあります。
食中毒を予防するには、まず、手洗いです。
外出後、トイレの後はもちろん、
調理の前、食事の前などに、
石けんを使って流水で十分洗いましょう!
おむつ交換後、吐物処理後などには、
手指の洗浄消毒を確実に行いましょう。
まな板、包丁、ふきんなどはよく洗浄し、
熱湯や台所用漂白剤で消毒しましょう。
《身近に潜む微生物の脅威とその対策
~マダニが引き起こす感染症~》
京都市と京都産業大学 共同シンポジウム
日時:平成26年1月18日(土)午後1時30分~
会場:京都産業大学むすびわざ館(下京区)
*平成25年、国内で初めて、マダニが媒介するウィルスが
原因と考えられている感染症
「重症熱性血小板減少症候群」による
死亡例が発表され、現在でも患者数が増加しています。
**このシンポジウムでは、
「ウィルス学の基本」
「ダニがもたらす知らない細菌の生体」など、
マダニが引き起こす感染症への対策や
マダニの生態、京都市における生息状況などについて
京都産業大学総合生命科学部教員と
京都市衛生環境研究員がわかりやすくお話しされます。
料金:無料
定員:先着300人
申込み:1月7日までに FAXか往復はがきで
京都産業大学リエゾンオフィス
電話 075-705-1966
〒603-8555
京都市北区上賀茂本山