《ノロウイルスによる食中毒を予防しましょう》
★ノロウイルスによる食中毒は、
ノロウイルスに感染した食品取り扱い者を介して
汚染された食品を加熱不十分で食べることによって発生します。
生鮮魚介類、サラダ、果物、サンドウィッチなどの
加熱せず食べる食品には注意が必要です。
また、牡蠣などの二枚貝を
加熱不十分で食べることによる食中毒も知られています。
☆ノロウイルスによる食中毒を予防するため、
・手洗いは、石鹸を使って十分に行い、
手指の洗浄消毒を確実に行いましょう。
・ノロウイルスは食品中で増殖しませんが、
鮮度に関係なく、食品にノロウイルスが少しでも
付着していれば感染の可能性があります。
加熱調理をする食品は、
中心部まで十分に加熱しましょう。
・まな板、包丁、ふきんなどは、よく洗浄し、
熱湯などで消毒しましょう。
消毒には、台所用漂白剤
(次亜塩素酸ナトリウム)が有効です。
*嘔吐や下痢等など、感染を疑う症状が出た場合は
早めに医療機関を受診しましょう。
《海外へ渡航される皆様へ》
*年末年始の休みを利用して,
海外へ旅行される方も多いと思います。
国外では,エボラ出血熱,マーズMERSや狂犬病など,
致死率の高い感染症が発生している地域があります。
出国前に現地で流行している感染症を調べ,
必要に応じて予防接種を受ける等,
感染予防に努めましょう。
○生もの,生水,氷,サラダ等を食べることは避けましょう。
○長袖・長ズボンの着用や虫除けスプレーの使用など,
蚊に刺されないための対策をしましょう。
○むやみに動物に触れたり,接触したりしないようにしましょう。
○中東において,
ヒトコブラクダなどへの観光ライドや,
ヒトコブラクダのミルクを飲むことはやめましょう。
その他感染症の予防として
○手洗いなど一般的な衛生対策を心がけましょう。
○鳥や豚,生きた獣を扱う市場には近づかないようにしましょう。
○見たことのないもの,何かわからないものを口にするのはやめましょう。
また,帰国時に発熱や咳などの症状がある場合は,
空港内等の検疫所へ必ず御相談ください。
海外の感染症に関する詳しい情報は
厚生労働省のホームページから入手できます。
《年末年始急病診療所》
*京都市では、12月29日から1月4日まで
年末年始の急病患者のために
市内2箇所の急病診療所で診療を行っています。
・小児科、内科、眼科、耳鼻咽喉科
中京区の京都府医師会館1階
京都市急病診療所
電話 075-354-6021
・歯科
中京区の京都府歯科医師会
口腔保健センター1階
京都市休日急病歯科中央診療所
電話 075-812-8493
☆受診の際には、
健康保険証、老人医療費受給者証、
子ども医療費受給者証など、忘れずに。
☆初期救急医療機関に関する情報は、
京都健康医療よろずネットで得ることができます。
詳細:保健福祉局保健衛生推進室 医務衛生課
電話 075-213-2983
FAX 075-213-2997