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【12月22日京都医療福祉ニュース】

投稿日時 2015-12-22 12:30

《ノロウイルスによる食中毒を予防しましょう》
★ノロウイルスによる食中毒は、
 ノロウイルスに感染した食品取り扱い者を介して
 汚染された食品を加熱不十分で食べることによって発生します。
 生鮮魚介類、サラダ、果物、サンドウィッチなどの
 加熱せず食べる食品には注意が必要です。
 また、牡蠣などの二枚貝を
 加熱不十分で食べることによる食中毒も知られています。
☆ノロウイルスによる食中毒を予防するため、
・手洗いは、石鹸を使って十分に行い、
 手指の洗浄消毒を確実に行いましょう。
・ノロウイルスは食品中で増殖しませんが、
 鮮度に関係なく、食品にノロウイルスが少しでも
 付着していれば感染の可能性があります。
 加熱調理をする食品は、
 中心部まで十分に加熱しましょう。
・まな板、包丁、ふきんなどは、よく洗浄し、
 熱湯などで消毒しましょう。
 消毒には、台所用漂白剤
 (次亜塩素酸ナトリウム)が有効です。
*嘔吐や下痢等など、感染を疑う症状が出た場合は
 早めに医療機関を受診しましょう。

 
 

《海外へ渡航される皆様へ》
*年末年始の休みを利用して,
 海外へ旅行される方も多いと思います。
 国外では,エボラ出血熱,マーズMERSや狂犬病など,
 致死率の高い感染症が発生している地域があります。
 出国前に現地で流行している感染症を調べ,
 必要に応じて予防接種を受ける等,
 感染予防に努めましょう。

 ○生もの,生水,氷,サラダ等を食べることは避けましょう。
 ○長袖・長ズボンの着用や虫除けスプレーの使用など,
  蚊に刺されないための対策をしましょう。
 ○むやみに動物に触れたり,接触したりしないようにしましょう。
 ○中東において,
  ヒトコブラクダなどへの観光ライドや,
  ヒトコブラクダのミルクを飲むことはやめましょう。
その他感染症の予防として
 ○手洗いなど一般的な衛生対策を心がけましょう。
 ○鳥や豚,生きた獣を扱う市場には近づかないようにしましょう。
 ○見たことのないもの,何かわからないものを口にするのはやめましょう。
また,帰国時に発熱や咳などの症状がある場合は,
空港内等の検疫所へ必ず御相談ください。
海外の感染症に関する詳しい情報は
厚生労働省のホームページから入手できます。

 
 

《年末年始急病診療所》
*京都市では、12月29日から1月4日まで
 年末年始の急病患者のために
 市内2箇所の急病診療所で診療を行っています。

・小児科、内科、眼科、耳鼻咽喉科
  中京区の京都府医師会館1階  
   京都市急病診療所
  電話 075-354-6021 
・歯科
  中京区の京都府歯科医師会
   口腔保健センター1階
    京都市休日急病歯科中央診療所
  電話 075-812-8493
☆受診の際には、
 健康保険証、老人医療費受給者証、
 子ども医療費受給者証など、忘れずに。
☆初期救急医療機関に関する情報は、
 京都健康医療よろずネットで得ることができます。
詳細:保健福祉局保健衛生推進室 医務衛生課
    電話 075-213-2983
    FAX 075-213-2997