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【4月21日京都医療福祉ニュース】

投稿日時 2015-04-22 11:51

《腸管出血性大腸菌(O157等)に注意!》
★4月14日、本年度最初の
 腸管出血性大腸菌感染症患者が発生しました。
 これから夏場へ向かって、
 さらにO157等腸管出血性大腸菌感染症が
 発生しやすい時期となります。
 特に、乳幼児やお年寄りの方は
 抵抗力が弱いため、少量の菌でも発症し、
 重症化しやすいので注意が必要です。
 加熱不十分な食肉を食べたり、
 保菌者の便に汚染されたものへの接触などが
 原因となることが多いので、
以下のことに十分注意して
O157等の感染を防ぎましょう。

○トイレの後、調理の前、
 食事の前には手洗いを十分に行う。
○肉等の食材は十分に加熱する。
○焼肉やバーベキューをする時は、
 生肉を取る箸は専用のものを使い、
 食べる箸とは別の箸を使う。

*腹痛、下痢、血便、発熱、嘔吐等の
 疑わしい症状があれば、
 直ちに医療機関を受診しましょう。

《マダニによる感染症に注意!》
☆これからの季節はキャンプやハイキングなど、
 野山や草むらで活動する機会が多くなりますが、
 これらの場所には、 
 人に健康被害を与える生物も生息しており、注意が必要です。
 野山等にいる「マダニ」に刺されたことによる
「重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)」、
「日本紅斑熱」、「ライム病」、「回帰熱」などの
 感染症事例が報告されています。
 全てのマダニが
 病原体を持っているわけではありませんが、
 マダニに刺されないようにするとともに、
 マダニによる感染症を予防してください。

○野山等では肌の露出がないように、
 長袖、靴下等を着用しましょう。
○上着等を脱いだ時は草むら等の上に
 直接おかないようにしましょう。
○虫よけスプレー等を使用しましょう。
○吸血中のマダニに気付いた際は、
 無理に引き抜こうとせず、
  病院で処置してもらうようにしましょう。
○マダニに刺された跡があり、
 発熱等の症状が見られた際は
 病院に行きましょう。

《平成27年度ひきこもりについて考える家族教室》
*「家から出られない」「外出はできるが対人関係を
 上手に築くことができない」といった
 「ひきこもり」が社会問題になっており、
 京都市においてもその対応に悩むご家族からの
 相談が増加しています。
こうしたご家族を対象に
「ひきこもり」について考える家族教室
日時:5月~11月 の 毎月第4月曜日
会場:こころの健康増進センター(中京区)
参加要件:
 ・京都市にお住まいで年齢16歳以上36歳以下の
  「ひきこもり」の状態にある方のご家族
 ・「ひきこもり」の原因が統合失調症などの精神疾患とは考えられない方
 ・全5回を通して参加可能な方
 ・受講に先立ち、こころの健康増進センターの面接相談を受けられる方
参加定員:20人
参加費用:無料
申込み:相談専用電話
     075-314-0874
締め切り:5月15日
詳細:こころの健康増進センター相談援助課
    電話 075-314-0355
    FAX 075-314-0504