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4月1日 京都医療福祉ニュース

投稿日時 2025-04-01 11:36

《麻しん(はしか)が国内外で増加しています》
★麻しんは、空気・飛沫・接触感染し、
 10~12日の潜伏期の後、2~4日間、発熱、せき、鼻水など
 「かぜ」に似た症状が続きます。
 一旦熱が下がりますが 再び高熱が出て、
 顔・首・全身に発しんが現れ3~4日間続きます。
特効薬はなく対症療法となります。
また、麻しんウイルスに感染後、数年から十数年以上経過して、
後遺症が出る場合もあります。

麻しんは感染性が非常に強く、空気感染するので、
手洗い、マスクのみで予防はできません。
免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症すると言われています。

麻しんの患者と接触した場合や、麻しんの流行地域に行き、
麻しんを疑う症状がでた場合は、
事前に医療機関へ電話で麻しんの疑いがあることを伝え、早めに医療機関を受診してください。

☆麻しんの予防には、予防接種が最も有効です。
 接種により、95%以上が免疫を獲得できると言われています。
 麻しんの定期接種対象者の方や麻しん流行国へ渡航の予定がある方は、
 早めに接種を受けることをお勧めします。 
*生後12か月以上24か月未満の乳幼児と、小学校入学前年度の児童は、
 無料でワクチンの接種が受けられます。
 該当年齢の方で、まだワクチンの接種を受けていない方は、
 速やかに受けましょう。

《手話奉仕員養成講座》
💛 聴覚障害、聴覚障害者の生活
および関連する法律・制度についての理解と認識を深め、
コミュニケーションに活用できる
基礎的な手話の技能を身につけることを目標としています。

*講座開講日は、5月20日~9月12日
 火曜コース、金曜コース、金曜オンラインコース
会場:京都市みぶ身体障害者福祉会館 他
参加対象:京都市在住または京都市内に通勤、通学する
     16歳以上の初めて手話を学ぶ方で
     インターネット環境のある方
受講料:無料 
    別途テキスト代 4,290円
    クラウド(動画学習)代 1,760円 
受講申し込み:4月13日までに聴覚言語障害センターのホームページで確認の上。
        (申し込み多数の場合、抽選)
詳細:聴覚言語障害センター
     電話 075-841-8337
     FAX 075-841-8315
 

《京都市立病院 ミニ市民公開講座》
日時:4月12日(土)午前10時30分~
会場:下京区 京都経済センター
テーマ:「アイフレイル ~眼の健康寿命を延ばそう~
     緑内障について知ろう!」
    *緑内障は 40歳以上の方の20人に1人がなるとされており、
     進行するまで気がつきにくく、
     放置すると見え方を大きく損なうこともある眼の病気
講師:京都市立病院眼科医師 南泰明さん
内容:緑内障の症状、診断や治療について解説
定員:先着70人
料金:無料
*講演終了後、質疑応答の時間を10分程度有り。