《梅雨、大雨による水災害への備え》
★梅雨本番のこの時期、また、台風シーズン二向かって
水災害への備えが大切です。
最近は、局地的集中豪雨が増えています。
想像以上の集中豪雨を想定して、
「備える」「知る」ことが大切です。
*自分で身を守るため、いざという時に「備え」ましょう。
・最低3日分の食料と生活必需品など
非常持ち出し品の準備
・ハザードマップで、
危険箇所、避難場所の位置、道順の確認、
・大雨が予想される時は、浸水対策として、
水を入れた袋とダンボール箱や
長めの板と土嚢が役立ちます。
*正確な情報の収集で「知る」ことが大切です。
テレビやラジオ以外に
・防災情報は、京都市防災危機管理情報館
・気象は、京都市水害情報ネット
・河川は、国土交通省防災情報提供センター
・土砂は、京都府土砂災害警戒情報
のホームページで情報を入手。
☆早めの状況把握で危険を感じたら、
すぐ避難しましょう。
★水害時の避難★
・浸水時の避難で、歩ける深さは、
男性で約70cm、女性で約50cmと考えましょう。
流れがあるときはさらに低くなります。
水の深さが腰まであるようなら無理は禁物です。
高い所で救助を待ちましょう。
・ふたの脱落したマンホール、側溝、段差、石など
水面下にはどんな危険が潜んでいるか
わからないので、長い棒を杖代わりにして
安全を確認しながら歩いてください。
・裸足、長靴は禁物です。
長靴は中に水がたまって動けなくなりますし、
重くなってすぐに脱げてしまいますから
ひもでしめられる運動靴を履きましょう。
・避難時に、手でお互いを繋ぐのは、
行動の自由を奪うことになります。
はぐれないようにお互いの身体を
ロープで結んで避難しましょう。
・お年寄りや身体の不自由な人などは背負って、
特に、子どもから目を離さないようにし、
幼児は浮き袋、乳児はベビー用バスを利用するなど
安全を確保して避難しましょう。
*建物の地下が集中豪雨による洪水に襲われ、
亡くなる事故というがおこっています。
地上が冠水すると、
換気口、採光窓など、思わぬところから
一気に水が流れ込んできます。
都市部では、アスファルトやコンクリートで
固められた部分が多く、地中に浸透しないため、
降った大量の雨水が
一気に下水道や側溝に流れ込みます。
排水処理の能力を超えて流れ込む雨水は、
土砂やゴミ、木片などをいっしょに
巻き込んでいるため、流れる量とあいまって
下水道や側溝を一時的に堰き止め、
排水能力を阻害して、あふれることがあります。
これらのあふれた水が、
地上や地下街、地下室などに流れ込み、
短時間に水中に埋没させてしまいます。
浸水すると電灯が消え、
エレベーターは使えません。
水圧がかかるとドアは非常に開きにくくなります。
避難する時期を失わないことが大切です。
普段から危険性を把握して、
気象情報への注意が必要です。