《熱中症にご注意下さい!》
★京都市では、昨年972人の方が熱中症により救急搬送されています。
熱中症は気温が高いなどの環境下で、
体温調節の機能がうまく働かず、*体内に熱がこもってしまうことで起こります。
☆室内や夜間でも多く発生し、特に高齢者や子どもは注意が必要です。
子どもは大人に比べて身長が低いため、
大人よりも地面から受ける輻射熱(ふくしゃねつ)の影響が大きく、
子どもは大人よりも高温の環境にさらされていると考え、体調の変化に注意しましょう。
☆車内の熱中症にも注意が必要です。
天気の良い日は車内の温度がすぐに上昇します。
子どもがぐっすり寝ていても、車の中で決して一人にしないでください。
車の鍵を子どもに持たせていると、
誤ってロックし、閉じ込められる場合もありますので、
車の鍵は必ず大人が持っておくようにしましょう。
☆熱中症予防のポイント☆
・部屋の温度をこまめにチェック しましょう。
(普段過ごす部屋には温度計と湿度計を置きましょう)
・室温28度を目安に、エアコンや扇風機を上手に使いましょう。
・喉が渇かなくてもこまめに水分補給をしましょう。
・外出の際は体を締めつけない涼しい服装で、日よけ対策をしましょう。
・無理をせず、適度に休憩をとりましょう。
・日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりをしましょう。
☆熱中症の応急手当☆
・涼しい場所や日陰のある場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる。
・エアコンを付ける、扇風機・うちわなどで風を当て、体を冷やす。
・首の周り・脇の下・太ももの付け根など太い血管の部分を冷やす。
・飲めるようであれば水分をこまめに取らせる。
・病院へ行く?救急車を呼ぶ?迷ったら ♯7119を御利用ください。
☆彡環境省と気象庁は、
熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、
危険な暑さへの注意を呼び掛け、
熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報「熱中症警戒アラート」を
ホームページで発表しています。
気温が高くなくても湿度が高いと熱中症になることがあります。
暑さ指数と併せて参考にしてください。
《119映像通報システムの運用開始について》
☆彡京都市消防局では、
119番通報された方のスマートフォンを活用し、
災害現場の様子を撮影した動画などの映像を消防指令センターとの間で送受信できる
「119映像通報システム」の運用を開始しました。
*「119映像通報システム」とは、
音声による119番通報に映像を加えることで、
より正確な情報をリアルタイムに伝えることができるシステムです。
映像を確認することにより、
事故現場の正確な状況を把握することや、
災害発生場所を早期に特定することなどに役立てます。
緊急性の高い救急事案では、
通報者に映像を見せながら応急手当のアドバイスを行うことができます。
*映像通報システムについて詳しいことは、
京都市消防局のホームページをご覧ください。