《京都大学防災研究所一般研究集会
「地下街・地下鉄の水害リスクマネジメント」》
日時:12月5日(金)午後1時30分~
会場:メルパルク京都(下京区)
*極端な気象の影響によって
激しい豪雨による洪水氾濫時や
巨大地震に伴う津波氾濫時の
水害への備えが重要となっています。
特に大都市の地下街、地下鉄の
人的・物的被害をいかに防ぐかが課題となっています。
・九州大学 橋本晴行さん
「1999年および2003年福岡水害の特性について
~地下空間調査と浸水解析~」
・関西大学 石垣泰輔さん
「大阪梅田の地下浸水解析」
・早稲田大学 関根正人さん
「東京の地下浸水解析」
・関西大学 土田昭司さん
「リスク心理学からみた災害時避難」
*さまざまなジャンルの研究者、技術者が一同に会し、
専門家から大規模地下空間の浸水予測と
その対策についての話題提供を受けた後、
それを元に多角的な議論を展開し、
ハード・ソフト両面からの実効的な解決作を考えます。
入場:無料 申込み:不要
詳細:電話 075-383-3185
《緊急地震速報について》
☆緊急地震速報は、
大きな地震が発生した時に、
地震の発生直後に地震計でとらえた観測データを
素早く解析して、震源や地震の規模(マグニチュード)、
予想される揺れの強さ(震度)を自動計算し、
大きな揺れが来ることを事前に知らせる警報です。
・最大震度5弱以上の揺れが予想される時に、
震度4以上の揺れが予想される地域に対して
発表されます。
★緊急地震速報を見聞きした時に
どのように行動したらいいのでしょうか。
<家庭で屋内に居る時>
・頭を保護しながら、大きな家具から離れ、
丈夫な机の下などに隠れる。
・あわてて外に飛び出さない。
・火を使っている場合は、火の始末を。
火元から離れている時は、無理に火を消しに行かない。
・扉を開けて避難路を確保する。
<大規模店舗などの集客施設にいる時>
・施設の係員や従業員などの指示に従う。
・釣り下がっている照明などの下から退避する。
・あわてて出口や階段に殺到しない。
<エレベーターに乗っている時>
・最寄の階で停止し、すぐに降りる。
<屋外に居る時>
・ブロック塀の倒壊や自動販売機の転倒、
落下物に注意して、離れる。
<山や崖に居る時>
・落石やがけ崩れに注意し、できるだけその場から離れる。
<自動車運転時>
・あわてて急ハンドルや急ブレーキをかけず
緩やかに速度を落とす。
・ハザードランプを点灯して周りの車に注意を促し、
道路の左側に停止する。
★緊急地震速報が発表されてから
地震の強い揺れが来るまでは、
長くても十数秒から数十秒しかありません。
緊急地震速報を見聞きしても、
そこで慌ててしまうと適切な対応ができません。
実際に体を動かして経験しておくことも必要です。
地域、自治体や行政機関などが行なう訓練に
積極的に参加して、
身を守る行動の訓練をしておきましょう。










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