《台風、大雨災害への備え》
*台風や大雨など、
あなたのお家の風水害対策は大丈夫ですか。
台風が接近してからの
家の周囲の見回りや補強は、大変危険です。
・屋根のはがれ、めくれ、アンテナのぐらつき、
雨どいの継ぎ目のはがれやつまり、
窓や雨戸のがたつき、ブロック塀のひび割れ、
ぐらつきなど、普段からチェックしておきましょう。
・ベランダの物干し竿、鉢植え、サンダル等は片付けて、
家の外回りにある、プロパンガス、自転車や
飛散物を固定しましょう。
・飛散物による被害のために
雨戸を閉める、或いは、カーテンを閉めましょう。
・停電や断水、避難への備えとして、
非常持ち出し品、懐中電灯、携帯ラジオ、
飲料水を準備しておきましょう。
☆なにより、避難する時期を失わないことが大切です。
高齢者など、避難に時間がかかる方は、
避難情報が出た場合、速やかに行動してください。
☆普段から危険性を把握して、
ラジオやテレビなどで気象情報を注意しておきましょう。
☆スマートホンでYahoo防災速報アプリなど、
情報入手に便利なアプリを利用したり、
市役所や消防、警察など
防災関係機関の広報に気をつけておきましょう。
《集中豪雨による地下施設への浸水に備える》
★京都市では、
平成16年8月7日に左京区南部などを襲ったゲリラ豪雨により、
鴨川の水位がわずか10分間に41cm、1時間に135cmも上昇するなど
観測史上記録的な速さで水位が上昇し、
三条大橋付近の河川敷が水没しました。
市内の地下街を流れる鴨川や山科川がはん濫すると、
地下街や地下鉄の駅など
多くの市民が利用する地下空間においても
浸水被害が発生するおそれがあります。
*地下施設には、地下街,地下鉄の駅,地下通路,
地下駐車場などがありますが、
地下浸水の危険性をあらためて確認しておきましょう。
・地下にいると地上の様子が分かりません。
外界からの情報が入りにくいため、判断が遅れがちになります。
・地上が浸水すると、
一気に水が流れ込んできて脱出が困難になり、
出入口だけではなく、換気口,採光窓などからも
水が入ってくる可能性があります。
・エレベーターが停止したり、
エレベーター内に急激に水が入ってくる場合があります。
・地下室の出入口の外側で浸水している場合、
水圧でドアが開かなかったり、
浸水や漏水による防火シャッターの誤作動で
避難路が遮断されることがあります。
・浸水により停電することがあります。
☆彡地下空間を利用する場合は、
・大雨などにより地下階への浸水が
予想される場合は,早めに避難しましょう。
・地下階への浸水が確認されたら、すぐに地上へ避難しましょう。
・地下浸水が予想されるときはエレベーターの使用を避けましょう。
・地下で停電すると真っ暗になりますので、落ち着いて避難しましょう。
・地下室にいるときは、常に非常口を確認しておきましょう。
・複数の避難路を確認しておきましょう。
・避難経路の確保のため、原則として、
ドアの開放方向に土のうを置かないようにしましょう。