《山岳事故を防止するために…》
*京都市内には、
北山、東山、西山、京北などの
主要なトレイルコースがあり、
多くの方が登山を楽しまれています。
春・秋の季節には、
ハイキング等の登山者が増加し、
入山中に急病や転倒負傷等により
自力下山ができなくなった、
道に迷って動けなくなったなど、
山岳救助事故も増える傾向にあります。
特に、平成26年9月中の山岳救助事故は、
本年では最も多い11件発生しています。
さらに、
山岳救助事故で救出した方のうち、
60歳以上の方が全体の6割を超えています。
☆登山を計画されている方は
山岳事故を防ぐために、
経験、技術、体力に合ったゆとりのある登山計画を
立ててください。
必ず目的とする山の天候、登山ルート、
エスケープルート等の情報を事前に入手の上、
登山予定者、入山・下山予定日時、
登山行程、装備品等を記載した登山計画書を作成してください。
☆登山計画書を作成することは、
事故のない安全な登山計画を立てる機会になります。
また、登山中、道に迷ったり、
怪我をして動けなくなった時のために、
あらかじめ登山計画書を警察、勤務先、家族などに
提出しておくことで、捜索時の有効な資料となります。
登山計画書の提出先は京都府警察本部地域課、
最寄りの警察署、交番又は駐在所に
できるだけ登山日の前日までに提出してください。
《京都大学宇治キャンパス公開2014》
*防災に関する講演*
日時:10月25日(土)
午前10時~
「世界の安全を守る建築防災工学」として、
シンガポール、ミャンマー、など、
海外での防災に関するアプローチについての講演。
午後2時~
京都大学防災研究所 教授 角 哲也さんの講演
「洪水災害とダムの役割
~世代を超えて上手に使う・役立てる~」
*昨年の台風18号では、
淀川流域の桂川・宇治川・ 木津川でほぼ同時に洪水が発生し、
桂川では 亀岡や嵐山で氾濫、
下流の伏見区では水があふれ、堤防が決壊寸前となりました。
宇治川でも、完成以来初めて
天ケ瀬ダムの非常用洪水吐きから放流するほど の
洪水通過量となりました。
「今回の洪水は従来と何が違ったのか」
「その時淀川流域のダム群はどう働いたのか」
「今後、その機能を高めるために必要な技術は何か」
「また将来世代に持続的に活かしていくための課題は何か」など。
会場:宇治おうばくプラザ1階 きはだホール
定員:300人
詳細:宇治地区事務部研究協力課
電話 0774-38-3350
FAX 0774-38-3369










環境・防災
