ここから本文です。

【7月23日京都医療福祉ニュース】

投稿日時 2019-07-23 11:04

《海外へ渡航される皆様へ》

夏休みを利用して、
海外へ旅行される方も多いと思います。
海外では、日本にはない感染症がたくさんあります。
海外旅行では、時差や気候の違いなどから、
様々なストレスを受けるため、免疫力が低下し、
感染症にかかりやすくなることがあります。

感染症にかかることなく、
安全で快適に旅行できるように、
現地では次のことに注意しましょう。
【一般的な感染症対策】
○生もの,生水,サラダ,フルーツ等の
加熱されていない食品の飲食は避けましょう。
○蚊やダニに刺されないために、
長袖・長ズボンの着用や虫除けスプレーを使用しましょう。
○むやみに動物に接触しないようにしましょう。
【MERS(中東地域で広く発生している重症呼吸器感染症)対策】
○中東へ行かれる方は、
ヒトコブラクダが感染源と言われていますので、
近づいたり触れたりせず、未殺菌のラクダの乳を
飲まないようにしましょう。
【狂犬病,鳥インフルエンザ等対策】
○むやみに犬や鳥などの動物に近づいたり、
触ったりしないようにしましょう。
【麻しん(はしか)対策】
○麻しん(はしか)は、感染力が極めて強く、
麻しんに対する免疫がない人が感染した場合、
ほぼ100%発病すると言われています。
現在、日本は麻しんの排除状態にあるとされていますが
海外で感染して、帰国後に発症する事例が発生しています。
麻しんに感染しないためにも、
これまで麻しんの予防接種を受けていない方や、
1回しか接種を受けていない方は、
麻しんの予防接種を受けることを検討しましょう。
○発疹,発熱などの麻しんを疑う症状がある場合は
麻しんの疑いがあることを受診前に医療機関に
電話等で伝え、助言や指示に従いましょう。

この他海外では、食べ物・水を介して感染する赤痢、コレラや
蚊・マダニから感染するマラリア,デング熱などが
蔓延していることがありますので、御注意ください。
帰国時に発熱や咳、下痢などの症状がある場合は、
最寄りの検疫所へ必ず御相談ください。
海外の感染症に関する詳しい情報は
厚生労働省のホームページから入手できます。

 

《会議やイベント等で使える「ヒアリングループ」の貸し出し》
京都市では、
補聴器を使用される難聴の方や音声が聞こえづらくなった高齢の方の情報保障に有効な設備「ヒアリングループ」を全ての区役所・支所に配備し、会議室の利用や窓口応対などで活用しています。

ヒアリングループを使うとマイクを通した音声を 補聴器や人工内耳、付属の専用受信機に直接伝えることで、正確に聞くことができます。
この度、京都市民、京都市内の企業、団体等が京都市内で実施する会議やイベント等を対象に「移動ヒアリングループ」を無料で貸し出されることとなりました。
会議やイベント等を実施する時にご活用下さい。
貸し出しの申し込み方法など詳細:

保険福祉局障害福祉推進室みやこUD推進担当
電話 075-222-4161
FAX 075-251-2940
メール syogai@city.kyoto.lg.jp