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【7月31日京都医療福祉ニュース】

投稿日時 2018-07-31 11:28

《海外旅行される方へ》
*夏休みを利用して、
 海外へ旅行される方も多いと思います。
 海外では、日本にはない感染症がたくさんあります。
 海外旅行では、時差や気候の違いなどから、
 様々なストレスを受けるため、免疫力が低下し、
 感染症にかかりやすくなってしまいます。
〈一般的な感染症対策〉
○生もの,生水,サラダ,フルーツ等の
 加熱されていない食品の飲食は避けましょう。
○蚊やダニに刺されないために、
 長袖・長ズボンの着用や虫除けスプレーを使用しましょう。
○むやみに動物に接触しないようにしましょう。
〈マーズMERSの予防対策〉
○中東地域において、ヒトコブラクダに触ったり、
 非加熱のラクダのミルクや肉の摂取はやめましょう。
・麻しん(はしか),風しん及びポリオは、
 日本での患者は減少傾向又は発生していないものの、
 海外では感染することがあるため注意が必要です。
*現地では、これらのことに注意し、
 感染症にかかることなく、安全で快適に旅行し、帰国しましょう。
 尚、帰国時に発熱や咳、下痢などの症状がある場合は、
 最寄りの検疫所へ必ず御相談ください。
 海外の感染症に関する詳しい情報は
 検疫所・厚生労働省のホームページから入手できます。

 

《ダニ媒介感染症に注意しましょう》
*夏は肌の露出が多い季節になります。
 野外作業やレジャー等で
 山や草むらといったダニの生息地に立ち入ると、
 ダニにかまれるリスクが高まります。
 病原体を持つダニにかまれることにより、
 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や
 日本紅斑熱,つつが虫病といった
 ダニ媒介感染症に感染することがあります。
 ダニにかまれないようにするため、
山や草むら等にお出かけの際は
○帽子,手袋を着用し、首にタオルを巻く、
 足を完全に覆う靴を履く等、肌の露出を少なくしましょう。
○長袖,長ズボン等を着用し、シャツの裾はズボンの中に入れ、 
 ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れましょう。
○マダニが服にくっついても発見しやすくするため
 明るい色の服を着ましょう。
○服の上から用いるタイプの虫よけ剤を使用しましょう。
ダニ媒介感染症に関する詳しい情報は
厚生労働省のホームページから入手できます。

 

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