《災害に備えて~京都市の備蓄物資》
☆京都市では災害に備えて、
食料や毛布,トイレなど
最低限必要になる物資を備蓄しています。
食料の備蓄量は、
想定地震の最大避難者が30万人発生するという
第3次被害想定に基づき決定しています。
主な災害備蓄物資は、
アルファ化米、育児用粉ミルク、災害救助用毛布など。
備蓄場所は、
各区の総合庁舎、消防署、市民防災センター、
ひと・まち交流館京都、学校備蓄倉庫、
緊急避難広場、福祉避難所など。
また、平成7年の阪神・淡路大震災の教訓から
災害用の仮設トイレも備蓄しています。
☆しかし、大地震の混乱の中では
備蓄物資がすぐに配分できるとは限りません。
災害への備えとして、
各御家庭や事業所で最低3日分の食料と水、 毛布などを備えておきましょう。
詳細:行財政局防災危機管理室
電話 075-212-6792
FAX 075-212-6790
《今、地震が起きたら…屋内は安全ですか》
先日、鳥取県で最大震度6弱を観測した地震が発生しました。
京都府内には、震度7クラスの地震を起こしかねない
活断層が多数存在しています。
まさに「いつ大地震に見舞われてもおかしくない」状況に置かれています。
地震が起きた時には、たとえ家の耐震性が十分でも、
家具の転倒や落下、
割れたガラスの破片などによってけがをしたり、
出入り口がふさがって 避難できなくなるなど、
安全なはずの屋内で被害にあってしまう状況が考えられます。
こうした家の中での被害をできる限り少なくするため、
日頃から家具を固定したり、配置を工夫することで、
万一の場合に備えておくことが大切です。
☆ポイントは、
「物を置きすぎず、安全なスペースをつくる」ことです。
特に、寝室や子ども・お年寄りの部屋には
倒れやすい家具を置かないよう配慮し、
出入り口や通路にはものをおかず、
安全に避難できるようにしましょう。
・テーブル・テレビ代・キャスター付き家具などは、
耐震粘着マットなどで固定し、地震の揺れで動くことを防ぎましょう。
・タンス・食器棚・本棚などは、
L字金具などで壁に固定し倒れないようにしましょう。
家具が高くなるほど重心も高くなり、弱い揺れで倒れやすくなります。
・食器棚などの開き戸・引き出しに、
ラッチや金具などを取り付け、収納物の飛び出しを防ぎましょう。
・パソコンなど電子機器類は、ストラップで固定するか
耐震粘着マットで固定しましょう。
・天井吊りの照明は、ヒートンを使用し
チェーンやひもで天井の丈夫な部分と固定しましょう。
・ガラス戸棚や食器棚が動かないよう固定した上で
ガラス部分全体に飛散防止フィルムを貼りましょう。
これら
「動く」「倒れる」「飛ぶ」「落ちる」「割れる」もの対策、
「そのうち」ではなく、「今のうち」に
わが家の安全性チェックをしましょう。