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140108 MUSIC NOW 「ハリー ベラフォンテ特集」

投稿日時 2014-01-13 18:13

べらフォンテ

1月最初の「ミュージックナウ」(1月8日) ハリー・ベラフォンテ特集

ベラフォンテといえば日本では「デーオー」のバナナボート一曲で知られていますが、
多彩な曲を数多くヒットさせた多彩な歌手です。又、彼は歌手であると同時に社会活動家でもあります。

1927年ハーレムに生まれ、1960年以降、黒人の社会的地位の向上という社会運動に熱心に取り組みました。
1985年にはスティービー・ワンダー、ブルーススプリングスティーンと組んで「USAフォー・アフリカ」を提唱、
You are the Worldを世界に広げました。
ジョージ・ブッシュの、差別政策、イラク戦争にも相対峙し、ブッシュ政権を批判しました。
ときには物議を醸すことも。(パウエルやライスを白人ブッシュの奴隷だと批判)。86歳で現役。

お送りした曲は次の4曲
1. Jamaican Farewell(さらばジャマイカ)
ジャマイカの少年時代の記憶。船乗りの民謡が耳に残った。
2. Island in the Sun(陽のあたる島)
同名の映画1956の主題歌。ベラフォンテはジョーン・フォーンティーンと共演した。
3. Shenandoah(シェナンダー)
インディアンの酋長の娘と白人の恋。二人はミズーリ川をカヌーで駆け落ち。人種を越えた愛を歌い上げる。ベラフォンテの歌にはストーリーが常にある。
4. Cotton Field(綿花畑で)
南部の綿花畑のつらい労働を切々とブルースに乗せた。

歌詞に社会的な様々な思いが込められており、やさしい歌声が心にしみる。