【ゲスト】僧侶でありながらフォークをうたう鈴木君代さん。 記:隅井孝雄
真宗大谷派、東本願寺の宗務所での仕事が本職、教学研究所主事という肩書きを持つ。
一方、時に袈裟姿で、時にTシャツ姿でギターを弾きながら歌ううシンガーソングライターでもある。
自然をうたい、愛をうたい、平和をうたう。大谷派は戦時中の戦争協力の反省にたち、反戦平和が宗是
でもある。鈴木君代さんも反戦歌をうたう。
この日は「お坊さんに憧れて」、「ラブアンドピース」をCDで聞いた他、生演奏も、
ギター弾き語りの「兵戈(ひょうが)無用」は浄土三部経「大無量寿経」の中の釈尊の言葉。
「武器兵器持たない、いらない」という意味。それをキーワードにして鈴木さんが歌詞をつけた。
「あらゆる物は暴力におびえる、今日生きるものは命がいとおしい、おのが身に引き比べて、殺さしめては
ならない…・祈りに心を入れて、兵戈無用、武器も兵隊もいらない」と、うたう。まことに時宜に適した歌だ。
YouTubeにあるのを見つけました、お聞き下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=3Gmi1Ldazuo